2005年6月22日　FLAVOUS OF SOUND

（1）メイン・タイトル「エピソード 4／新たなる希望」
（2）アステロイド・フィールド（小惑星の原野）「エピソード 5／帝国の逆襲」
（3）レイア姫のテーマ「エピソード 4／新たなる希望」
（4）帝国のマーチ（ダース・ベイダーのテーマ）「エピソード 5／帝国の逆襲」
（5）ヨーダのテーマ「エピソード 5／帝国の逆襲」
（6）森林での戦い「エピソード 6／ジェダイの復讐」
（7）ハン・ソロとレイア姫「エピソード 5／帝国の逆襲」
（8）フラッグ・パレード「エピソード 1／ファントム・メナス」
（9）アナキンのテーマ「エピソード 1／ファントム・メナス」
（10）ジャージーの戦い「エピソード 1／ファントム・メナス」
（11）運命の闘い「エピソード 1／ファントム・メナス」
（12）アクロス・ザ・スターズ（「クローンの攻撃」愛のテーマ）「エピソード 2／クローンの攻撃」
（13）王座の間／エンド・タイトル「エピソード 4／新たなる希望」

演奏；ザ・シティ・オブ・プラハ・フィルハーモニック・オーケストラ
指揮：ポール・ベイトマン

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　SF映画「スター・ウォーズ」のオリジナル・スコア集。ジョン・ウィリアムスの作曲した「スター・ウォーズ」の音楽をチェコのオーケストラが演奏。「エピソード 3」の公開に合わせて発売されたためか、「3」を除くシリーズの主立ったテーマが収録。

　このアルバムを聞いてみようと思った動機は、単純に「スター・ウォーズ・ベスト」というタイトルに引かれて。「スター・ウォーズ」は、（1）「メイン・タイトル」を始め、印象的で美しいテーマが多く、かねてから聞いてみたいと思っていたところ、このアルバムならば「スター・ウォーズ」音楽の初心者の私にはうってつけかもと思い、「3」が入っていないにしろシリーズのほとんどの主なテーマを聞くことができるとあっていそいそと聞いてみたしだい。だがアルバムを聞いてみたら全体的に違和感が。作品で聞いた音楽とどうも違うと思い、調べてみたところ、これはサントラからのベスト盤ではなく、スコアをチェコのオーケストラが演奏したものとのこと。そのため、演奏に違いがあり、記憶にある音楽と印象が異なっていたため、全体的な違和感へと繋がったよう。

　「スター・ウォーズ」のような大作の音楽ともなれば、様々なコンセプトのアルバムが存在し、様々な楽団による演奏も存在して当然のことと思うので、このアルバムの存在についても理解はするけれども、サントラ音源を期待していた私にとっては少々がっかり。このアルバムは、「スター・ウォーズ」の音楽をサントラ以外にも聞き込んでいる中・上級者向けではないかと思う。楽団による演奏の違いや表現の広がりを感じたい方におすすめ。

　とはいえ、オリジナルのメロディーが優れているので、有名なテーマはやはり聞き応えあり。（1）「メイン・タイトル」はもちろん、（4）「帝国のマーチ（ダース・ベイダーのテーマ）」、（7）「ハン・ソロとレイア姫」、（12）「アクロス・ザ・スターズ（「クローンの攻撃」愛のテーマ）」などなど。印象的なテーマは、やはり良かった。

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