2005年9月22日　ランティス

□Disc 1
GONG／空飛ぶマジンガーZ／Zのテーマ／マジンカイザー／鉄也のテーマ／ゲッターロボ！／鋼鉄ジーグのうた／ひろしのテーマ／大空魔竜ガイキング／勇者ライディーン／コン・バトラーVのテーマ／ボルテスVの歌／立て! 闘将ダイモス／カムヒア! ダイターン3／ゴーショーグン発進せよ／美しき青きドナウ／愛よファラウェイ／灼熱の怒り／弦がとぶ (B-3)／圧倒する力／コスモスへ／宇宙を駆ける〜ゼータ発動／艦隊戦／モビルスーツ戦〜交戦〜／サイレントヴォイス／始動! ダブル・ゼータ／BEYOND THE TIME／MAIN TITLE／MEN OF DESTINY／LAST IMPRESSION／GUNDAM出撃／INVOKE／REALIZE／運命の矢／ドッグ・ファイター／愛・おぼえていますか

□Disc 2
DOG FIGHT／INFORMATION HIGH／PLANET DANCE／突撃ラブハート／HOLLY LONELY LIGHT／POWER TO THE DREAM／TRY AGAIN／TRY AGAIN (イントロカット版)／MY FRIENDS／SEVENTH MOON／トップをねらえ！〜FLY HIGH〜／全艦発進せよ (M30)／危機 (M17)／DECISIVE BATTLE／A STEP FORWARD INTO TERROR／EVA-02／THE BEAST II／交響曲 第9番 二短調 第4楽章／Both of you, Dance Like You Want to Win!／Komm, susser Tod / 甘き死よ、来たれ／勇者王誕生!／発進!／ファイナル・フュージョン／ディバイディング・ドライバー／ヘル & ヘブン／ゴルディオンハンマー／ディスクX／最強勇者ロボ軍団／美しき光の翼／勇者王誕生! 神話(マイソロジー)ヴァージョン／ジェネシック・ヘルアンドヘヴン／ゴルディオンクラッシャー／The Wind is Blowing／In the Blue Sky／Burning muscles〜Ichiban☆boshi

□Disc 3
悪を断つ剣／剣・魂・一・擲／あの青い空へ／我ニ敵ナシ／ACE ATTACKER Ver.W／WILD FLUG／流星、夜を切り裂いて／流星、夜を切り裂いて Ver.H／ACE ATTACKER／Trombe!／WOMAN THE COOL SPY／鋼の戦神／EVERYWHERE YOU GO／闘志、果てなく／疾・風・神・雷／白き地平より／龍虎天翔〜我等ニ敵ナシ／ANOTHER TIMEDIVER／THE GUN OF DIS／CRYING SURVIVOR／INVISIBLE AS.／CUSTOS／TRINITY IDOL／TWIN ICON／我こそはバラン・ドバン／ZEST SEVEN／CLOWN MASTER／魔女は妖艶に踊る／終焉の銀河へ／THE FELLOWSHIP／THE COMRADE／STRONG WILL／BEATING WITH PERIL／軍神が災いを呼ぶ／MAKE HASTE SLOWLY!

□Disc 4
EMETH TO METH／WIPE AWAY YOUR TEARS／想い、届くことなく／深淵へ／PULL THE STRINGS／乱神の息吹／OF ONE ILL COME MANY／君のひととき／FORGOTTEN TEMPLE／いつかまた出逢う日のために／THE SOUL OF ALPHA／全能なる調停者／霊にして零なる存在／「さよなら」の代わりに／忌むべき訪問者／SKILL Ver. αII／百機夜行／RISK OF MY LIFE／いざ往かん、我らの戦場へ／バラルの園／神鳴る音／的殺への門／THE ABYSS／UNION IS STRENGTH／霊帝の福音／GONG Ver. αIII／この星の明日の為に／正義は我にあり／ゴングを鳴らせ!!／GAME OVER／ALPHA NUMBERS／ALPHA MEMORIES／PLEASE FEEL FREE／BANPRESTO! Ver. αIII／Brother in Faith (GAME Ver.)／君のひととき　（全141曲）

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　ゲーム「スーパーロボット大戦」から「α」シリーズの完結編「終焉の銀河へ」のオリジナル・サウンドトラック。ゲームの主題歌を始め、登場作品のテーマ、オリジナルキャラクターのテーマ、インターミッション時のテーマなど細かに収録。4枚組。

　構成をざっと説明すると、Disc 1〜2は、登場作品のテーマが収録されており、スーパー系〜イデオン〜ガンダム系〜マクロス系〜トップをねらえ！〜エヴァンゲリオン〜ガオガイガーという流れ。Disc 3は、ゲームオリジナルキャラクターのテーマをメインに、Disc 4は、インターミッション時のテーマや戦闘時のテーマなどのBGMをメインに収録。

　「α」シリーズは、登場作品が多く、各作品のキャラクターやオリジナルキャラクターを合わせると、戦いの舞台も設定もかなり込み入ったスケールの大きいゲームとなっているが、それらの多種多様な複雑な関係をゲームの中の世界のこととしてまとめているのが、音楽の力に依るところが大きいように思う。各登場作品のテーマはオリジナル音源ではなく、ゲーム用の音源として作られてあるため、音にバラつきがなく、一定のレベルで統一されたバランスで聞くことが出来る点が長所。それゆえ、スーパー系の作品の世界へ行ったり、リアル系の作品の世界へ行ったり、オリジナルの世界へ行ったりといった複雑なゲームの進行も一定の音楽の響きのおかげですんなりと入って行けるよう工夫されてるように思う。

　ただし、やはりゲームのためのサウンドとなっているため、音楽を楽しむという点に於いては少々物足りない。基本キーボード楽器音のため、色々なテーマのメロディーも音の変化と豊かさが少なく、ずっと聞いていると多少耳が疲れて来る。それと曲の作りがゲーム仕様となっているため、エンドレスで流れるように作られてあり、ほとんどの曲の終わりがフェードアウトという点も若干フラストレーションを感じる。しかし、これらの点を残念に思いつつも様々なシーンに合わせて細かくBGMが作られている点は、意識の高さが窺えて好印象。勇ましいメロディーや悲しいメロディー、楽しいメロディー、切ないメロディーなど喜怒哀楽を表現したメロディーが多く、感情を幅広く表現している。音楽の役割を十分に感じさせてくれるサウンドトラックとなっている。

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