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「非公認戦隊アキバレンジャー オリジナル・サウンドトラック」
投稿日 : 2012/09/20 16:15
投稿者 久保田r
参照先
2012年6月20日 日本コロムビア

(1)非公認戦隊アキバレンジャー (TVサイズ)
(2)痛アイキャッチ
(3)募る想いと恋愛フラグ
(4)霞みゆく日常
(5)白日に忍び寄る悪の足音
(6)公認への道
(7)忍耐 〜 現実の冷たさ
(8)悠々たる秋葉原
(9)女神 〜 麗しのキミ
(10)馳せる気苦労
(11)匂いたつ悪の香
(12)兆候 〜 壊れゆく現実世界
(13)妖異たる敵
(14)打ちのめされた心
(15)アキバでの煩悩と妄想
(16)策略、事件の兆し
(17)ほとばしる熱き痛魂
(18)撃てMMZ 〜 妄想世界へ!
(19)喪失 〜 追憶とぬくもり
(20)裏痛アイキャッチ
(21)いつものアキバの昼下がり
(22)警鐘
(23)哭き響く悪の影
(24)幾つもの秘めた痛さ
(25)憧れの大それた力
(26)病める痛心
(27)傷心
(28)痛く加速する魂
(29)呻る勝利のフラグ
(30)落着 〜 勝利の余韻
(31)戦闘と妄想の果てに見た夢
(32)大義は大儀
(33)痛さは強さ!
(34)明日はアキバの風が吹く (TVサイズ)
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Re: 「非公認戦隊アキバレンジャー オリジナル・サウンドトラック」
投稿日 : 2012/09/20 16:16
投稿者 久保田r
参照先
 「非公認戦隊アキバレンジャー」とは、2012年4月〜6月までBS朝日、TOKYO MXにてド深夜帯に放送されていた大人向けのスーパー戦隊・セルフパロディ作品(全13話)。東映単独製作。舞台となる街は、オタクの聖地、東京秋葉原。ここに通い詰める妄想力の強い赤木信夫(アキバレッド)、青柳美月(アキバブルー)、萌黄ゆめりあ(アキバイエロー)の3人がアキバレンジャーに変身し、悪の組織、邪団法人ステマ乙の怪人たちと妄想の中で戦いを繰り広げるという内容。”非公認”ながらもスタッフには”公認”のスーパー戦隊を手掛けるスタッフが名を連ねており、原作は、八手三郎さん。監督は、田崎竜太さんと鈴村展弘さん。音楽には、東映特撮作品では初参加となる川井憲次さん。

 当アルバムは、その「非公認戦隊アキバレンジャー」のオリジナル・サウンドトラック。アキバレンジャーの活動区域は秋葉原限定であり、妄想力によって変身し、戦いの場までも妄想の中という、いかにもオタク要素の高い設定内容のため、音楽に於いてもそういったオタク要素を盛り込んだ楽曲となっている。取り分け番組の内容と性格をキャッチーに表現しているのが番組名を冠した主題歌であるが、各シーンを盛り上げるBGMは、キャラクターの性格を明るくコミカルに表現し、尚かつ喜怒哀楽の感情をドラマチックに導く役割を見事に果たしている。”セルフパロディ”という番組の性格に見合ったノリの音楽でありながら、感情豊かな旋律で分かりやすく表現している点が素晴らしい。音楽がキャラクターの心情とシーンにメリハリを与えており、番組のコメディーとシリアスの表裏一体加減さがきちんと表現されている。音楽の担う役割の大切さが窺える素晴らしい楽曲群。

 悪を表現する音楽がかっこいい。闇に潜む悪が忍び寄るシリアスな雰囲気がかっこよく表現されている。キャラクターの感情を表す音楽が、過ぎるほどに分かりやすい表現となっていて番組の内容とベストマッチ。中でも(7)「忍耐 〜 現実の冷たさ」は、肩を落とした赤木信夫の表情が見えて来るよう。(21)「いつものアキバの昼下がり」は、のほほんとしたシーンにぴったりの明るい曲。どの曲もイメージしやすいメロディーとなっていて、聞きやすく分かりやすいのが一番の長所。特におすすめなのは、(33)「痛さは強さ!」。3分52秒というアルバム中最も長い曲となっており、そして最も「アキバレンジャー」らしさを表現しているかっこいい曲。途中にヴォーカロイドの歌声を挟みながらキレのある美しいメロディーで番組の世界観をかっこよく表現している。
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