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「「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽」宮川彬良:指揮/大阪市音楽団:演奏
投稿日 : 2015/10/08(Thu) 15:25
投稿者 久保田r
参照先
(1)映画「ロシュフォールの恋人たち」から キャラバンの到着とマクサンスの歌
(2)映画「波止場」からの交響組曲
(3)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 1. プロローグ:オーバーチュア
(4)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 2. プロローグ:無限に広がる大宇宙
(5)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 3. プロローグ:序奏 (組曲から第1曲)
(6)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 4. 遙かなる旅立ち:宇宙戦艦ヤマト (組曲から第2曲)
(7)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 5. 遙かなる旅立ち:宇宙を飛び立つヤマト
(8)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 6. 遙かなる旅立ち:コスモタイガー
(9)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 7. 遙かなる旅立ち:探索艇
(10)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 8. ガミラス帝国:永遠に讃えよ我が光 (ガミラス国歌)
(11)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 9. ガミラス帝国:艦隊集結 (ベンハー・ヤマト)
(12)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 10. 決戦:銀河航路
(13)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 11. 決戦:出撃 (組曲から第3曲)
(14)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 12. 決戦:ヤマト渦中へ
(15)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 13. 平和:イスカンダル
(16)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 14. 平和:大いなる愛 (組曲から第4曲)
(17)「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽 15. 平和:大河ヤマト
(18)開眼序曲 1. Adagio
(19)開眼序曲 2. Polonaise
(20)「生業 (ナリワイ)」から 易〜生業
(21)宇宙戦艦ヤマト
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Re: 「「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽」宮川彬良:指揮/大阪市音楽団:演奏
投稿日 : 2015/10/08(Thu) 15:27
投稿者 久保田r
参照先
 2014年10月28日に行われた大阪市音第109回の演奏を収録したアルバム。楽団の音楽監督の宮川彬良さんの指揮の下、新体制でスタートを切った大阪市音楽団の演奏会のライブ録音をたっぷりと収録。注目は、宮川彬良さんが音楽担当をしている「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽。

 全てが宮川彬良さんの作・編曲によるもののため、全体のバランスが整っているのが好印象。始めから通して聞くと彬良さんの持ち合わせている音楽性に豊かに触れることが出来、迫力と一匙の悲しみとそしてそれらを包み込む温かみのある明るいムードの演奏に癒される思いがするほど。エンターテインメント性に富んだプログラムの構成により、緊張感のある序盤からリラックスした雰囲気の終盤へと見事な流れとなっていて、始めから終わりまで聞き所満載のアルバムとなっています。

 メインの「宇宙戦艦ヤマト2199」からの音楽は、オリジナル楽曲と新曲とがほどよいバランスで演奏されているため、どちらかに偏っているということもなく聞きやすい配分。「2199」の音楽の特色である男性コーラスの歌がアクセントとなり、独自色を打ち出しながらも旅立ちから帰還までの旅路を「ヤマト」の音楽で綴っています。楽曲のアレンジは様々で、「ヤマト音楽団大式典2012」のものがあったり「アコースティック・ヤマト」のものがあったり。通して聞いていると彬良さんがこれまで奏でて来た「ヤマト」音楽の表現の数々の可能性を窺うことができます。こういったアレンジの融合は「ヤマト」音楽の発展の余地を示していると感じられ、今後の活動に期待が持てるしだい。

 ラストの曲の「宇宙戦艦ヤマト」は、彬良さんが「歌手は帰りました。歌ってくれますか」と客席に呼びかけたアンコール曲。CDでは観客の合唱が聞こえ難いものの、生演奏で「ヤマト」の歌を2番まで歌えるのは贅沢なこと。いつか自分も歌ってみたい、と思える明るく楽しい雰囲気の締くくりとなっています。

 追記。
 相方さんがブログ(http://odin2099.exblog.jp/22888604/)で書いてある通り、(10)「ガミラス国家」のドラムの出だしは、「大ディンギル星」を思い出しました。
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