2001.2.1　日本コロムビア

（1）宇宙戦艦ヤマト(TVサイズ、モノラル)（2）THE SUN 大陽のシンフォニー
（3）ヤマト新乗組員のテーマ（4）ボラー連邦（5）シャルバートの伝説（6）叛乱
（7）ベムラーゼの教委（8）果てしなき航海（9）ガルマン帝国機動要塞（10）追憶
（11）流浪（12）デスラーズパレス（13）ボラーの戦い（14）怒る大陽（15）勇者の死
（16）デスラーの友情（17）第二の地球ー惑星ファンタム（18）パーティ（19）幻影
（20）ルダ王女のテーマ（21）ボラー艦隊の奇襲（22）シャルバートの戦い
（23）王家の谷（24）LOVE（25）FIGHT I（26）FIGHT II（27）二つの命
（28）ルダ・シャルバート（29）別離(TVサイズ、モノラル)（30）ヤマトよ永遠に(TVサイズ、モノラル)

作曲・編曲：宮川泰（1〜30）
作詞：阿久悠（1）、和田順子（29）、安藤ありさ（30）
補作詞：山口洋子（29）
歌：ささきいさお、ロイヤル・ナイツ(1)、堀江美都子(29)、ささきいさお(30)
スキャット：川島和子
演奏：シンフォニック・オーケストラ・ヤマト

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一番言いたいことは最後に取っておくとして、「ヤマト3」の楽しみ方から・・・。
TV向け作品も「3」まで来ると、ヤマト主体のお決まりのシーンの楽曲というのは、前作までに作られたもので間に合ってしまうので、「3」のために新たに作られ録音されたものと言うと、太陽、ガルマンガミラス、ボラー、シャルバート位なもので、この曲順を見ると分るように、同じTV向け作品でも、ETERNAL EDITION File No.4の「2」とETERNAL EDITION File No.1の「1」とは主体の異なった構成になっています。ETERNAL EDITIONの主軸が、使用順・テーマ別を重視にしている、ということから言えば、「2」と「1」はテーマ別重視で構成されたのに対して、「3」は使用順重視という構成になっていて、確かに、「3」はテーマ別に分けるには新しい楽曲が少ないので難しいとは言えるのだけれど、「2」と「1」がそのように構成されているならば、やはり「3」も同じ扱いの構成にして欲しかった・・・と、思うのは、酷な注文でありましょうか。
但し、「3」という作品が、ヤマト作品に於ける本筋というものがあるならば、その本筋から少々ずれた位置（「永遠に」と「完結編」の間に「3」はキチンと存在してる？という位置関係）に存在していますので、「2」と「1」と同じ扱いでなくてもいいような雰囲気が「3」にはあるような気が致します。
そこで私が以前から「3」に対して抱いているイメージは、”レアなもの”であります。
外敵が攻めて来てそれを迎え撃つという設定ではなく、第二の地球探しのため、という設定が、それまでにも、後に作られた「完結編」を入れても、珍しい切り口で、レアな感じがします。
そして、音楽に関しても、「完結編」の時に『ファイナルへ向けての序曲』というアルバムが作られたんですが、そのアルバムの最後に『宇宙戦艦ヤマト　メモリアル』という曲があって、ヤマトの闘いの歴史を音楽で遡っています。遡って最後には第二次世界大戦で沈んだ様子を表す曲で締めくくるんですが、その遡る歴史の始めの曲が「永遠に」からスタートしていて、「新たなる」「さらば」「1」と来て、「永遠に」の前に来る筈の「3」が入っていません。このように音楽の上でも「3」はレアな扱いなのであります。（ETERNAL EDITION File No.0「交響組曲・新宇宙戦艦ヤマト」では「3」の音楽が組み込まれていましたので、これはこれで一安心しました）
そこで、今回のこのETERNAL EDITION File No.7「ヤマト3」も、”レアなもの”として捉えると、作品中使われた楽曲中心なのに（2）『THE SUN 大陽のシンフォニー』のタイムが6'11''とやけに長かったり(笑)、25話中一度しか使われなかった曲や初収録の曲など、レアな楽曲との出会いがなかなか楽しいです。
中でも、（15）『勇者の死』（17）『第二の地球ー惑星ファンタム』（23）『王家の谷』（25）『FIGHT I』（27）『二つの命』は、TVで見て印象に残っていた曲でしたので、今回CDで聴くことが出来て嬉しく思っています。
前口上が長くなりました。
さて、私が本当に言いたいこととは・・・。
何で『第18機甲師団』が入っていないんだーーーー！！！！
私はこの曲が好きなのにーーー(涙)。・・・・失礼致しましたm(_ _)m。

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