1986年　EPIC/SONY

（1）Wait And See（インストゥルメンタル）
（2）Bacon,Ham And Scrambled Eggs
（3）Cops And Robbers（インストゥルメンタル）
（4）You're Gonna Lose Me
（5）Wait And See（ストリングス・ヴァージョン）
（6）Want You Back Again
（7）You're Gonna Lose Me（インストゥルメンタル）
（8）Cops And Robbers　＜vocal：小比類巻かほる＞
（9）Wait And See（ラブ・ソング）　＜vocal：鈴木聖美＞
（10）あぶない刑事（テーマソング）

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およそ1ケ月程の間私は当サイト内の工事をしていたのですが、その工事作業中によく聴いていたのがこのアルバムでした。工事中本当に何度も聴いていました。
何でこのアルバムであったのか特別な理由は何もなくて、何かBGMでも、と、自分のCDラックから適当に選んでかけたら最後、手放せなくなりました。
こういうのはもう相性以外の何者でもないと思うのですが、ここ何年か聴いていなかったアルバムなのですが、こういう時のBGMに相応しい何か、がこのアルバムにあったからなのでありましょう。元々「あぶ刑事」が好きでこのアルバム以外のサウンド・トラックも持っている私に訴える何か、がこのアルバムから発せられていて、無意識の内にこのアルバムを手に取っていた、としか言い様がないように思います。
「あぶ刑事」は、それまでの刑事ドラマの形式を打ち破った画期的な作品であったと思うのですが、タカ、ユウジを始めとする奔放且つ個性的なキャラクター達が何よりの魅力であったと思います。タカ、ユウジの個性を活かしたアクションシーンも魅力的でしたし、そんな彼らが活躍するシーンに流れる音楽もまた魅力的であったと思います。
私が感じる「あぶ刑事」の音楽は、さらりとしていながら、使われるシーンに相応しいテイストを持った音楽達、といったイメージがあります。他の「あぶ刑事」のサウンド・トラックもそうなんですが、粘着質的な音楽はなく、映像や演技の邪魔にならずにさらりと聴かせるBGM、そんな感じです。
そんな音楽の特性が、今回の私の工事作業中のBGMにも一役買ってくれたような気が致します。
耳に馴染みやすく「あぶ刑事」テイストを持ったこのオリジナル・サウンド・トラックは、これからも欠かせない1枚となりそうです。

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