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<ETERNAL EDITION> File No.0&1 「交響組曲 新宇宙戦艦ヤマト & 宇宙戦艦ヤマト」
投稿日 : 2000/10/26 04:00
投稿者 久保田r
参照先
★交響組曲 新 宇宙戦艦ヤマト

第一楽章 序曲・西暦3199年 
        「序曲」「元祖ヤマトのテーマ」
第二楽章 暗黒女王ダークィーン 
        「移動性ブラックホールの驚異」「メタノイド」「ダークィーン」
第三楽章 伝説のヤマト(一)大宇宙戦記 
        「誕生」「夕陽に眠るヤマト」「回想」「都市帝国」
        「暗黒星団帝国―自動惑星ゴルバ」「大ディンギル帝国星」
第四楽章 伝説のヤマト(二)威風堂々 
        「アンドロメダ」「新コスモタイガー」「二人のコスモゼロ」
        「第18機甲師団」「大陽のシンフォニー」「ファイナルヤマト・斗い」
第五楽章 羽黒妖
第六楽章 追想 
        「イスカンダル」「デスラー・孤独」「暗黒星団帝国」「神秘の星アクエリアス」
第七楽章 グレートヤマト発進 
        「新銀河誕生」「出発」「明日への希望」
最終章 大いなる愛〜真っ赤なスカーフ(ピアノとバイオリン・ソロによる) 
        「大いなる愛」「真っ赤なスカーフ」

作曲・編曲:宮川泰、宮川彬良 スキャット:川島和子(1,2,4,5) 
演奏:シンフォニック・オーケストラ・ヤマト


★宇宙戦艦ヤマト

1、宇宙戦艦ヤマト(TVサイズ)
2、無限に広がる大宇宙〜夕陽に眠るヤマト
3、戦艦大和の悲劇
4、乗組員の行進〜ヤマト発進
5、デスラー登場〜ワープ成功
6、土星、冥王星、そしてアステロイドベルト
7、真っ赤なスカーフ〜さらば太陽圏
8、銀河の試練
9、ビーメラ星
10、七色星団の攻防戦
11、マゼラン星雲波高し
12、ガミラス本土決戦
13、惑星イスカンダル〜スターシャの愛
14、沖田の死〜ヤマト帰還
15、真っ赤なスカーフ
16、未使用曲
17、エンディング・コード・ブリッジコレクション(21曲)

作曲・編曲・指揮:宮川泰(1〜17) 作詞:阿久悠(1,15) 
歌:ささきいさお/ミュージカル・アカデミー(1,15)
演奏:ヤマト・スタジオ・オーケストラ
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『E.Eシリーズ』まとめ
投稿日 : 2001/05/09 23:30
投稿者 久保田r
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さて、ここに帰って来ました。
約半年間かけて発売された『Eternal Editionシリーズ』でありますが、終わってみての心中は、全部のCDを入手することが出来てホっとしましたが90%、いや〜ホントに全部買ってしまったが10%、で構成されています(笑)。
結果的にシリーズ全部聴いてみて良かったかどうか、という問いには、良かったと答えます。それは、私にはシリーズ後半の構成がしっくり来たからであります。
この『E.Eシリーズ』は、「交響組曲新ヤマト」と歌をまとめた「ヤマト・ザ・ベスト」を除いて、前半と後半とで二つの構成を楽しめる作りになってます。前半「1」「さらば」「2」は、データ重視の素材集という感じであり、後半「新たなる」「永遠に」「3」「完結編」は、ストーリー性重視のその作品のために作られた音楽で使用順に並べる、という作りでありました。
ここで特筆すべきは、「さらば」であります。前半唯一の劇場作品である「さらば」のFileは、データ重視と使用順重視の融合で、シーンで使われた曲が使用順に細かに収録されていて、さながら音楽だけによるドラマ編のような作りとなっています。もしかすると、ある意味これが『E.Eシリーズ』が目指した真の姿なのかも知れない、と、私は感じました。
ただ、これをその後の劇場作品「永遠に」「完結編」でやると、何度も入れなくてはいけない曲が出て来ますから、それは聴く側にも少々飽きが生じるのではないかな、とも思います。ですから、後半思いきってその作品の音楽だけで構成した、という試みはある程度評価出来るような気がします。確かに、データ的な要素を排し、発売済みの音楽集を並べ替えただけ、という点だけでみると、物足りなさも感じますが、「永遠に」「完結編」の音楽集はそれぞれ複数枚出ていて、1枚で聴ける作りではありませんので、それをベスト盤的に1枚にまとめるのにストーリー性重視にした、と思うと、聴きやすいのであります。殊に「完結編」は二つのレコード会社から音楽集が発売されましたから、全部集めて一度に聴くとなると、なかなかに大変なことであると思うのです。
かように、『E.Eシリーズ』全体の統一感には問題はありますが、前半後半それぞれに長所はあると私は思っています。
して、何故私はここに帰って来たかというと、本来は最後の「File No.10 ヤマト・ザ・ベスト」でこれを書くのが順当なのでしょうが、「ヤマト・ザ・ベスト」は主題歌集なので、こういうレビューはそぐわないだろうな、と思ったのが一つと、最初の「File No.0 交響組曲新ヤマト」があってこその『E.Eシリーズ』であろうと思ったから、の二つの理由からです。「交響組曲新ヤマト」がなければ私はこの『E.Eシリーズ』は買わなかったと思いますので、そういったことからも、「新ヤマト」にはぜひ予定通りに公開していただきたい、という願いも込めまして、ここでまとめのレビューすることに致しました。
『E.Eシリーズ』は、毎月楽しみに買いました。「完結編」を終えてから10数年。再びヤマトの音楽を買う楽しみがやって来るとは思いもしませんでした。幸多きヤマトの航海を願って、キーを打つ手を休めたいと思います。感謝を───。
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敢えて苦言を・・・・・。
投稿日 : 2000/10/29 23:28
投稿者 Excalibur
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松本零士のコミック『新宇宙戦艦ヤマト』の映像化を前提としたイメージ・アルバム。完全新録の「ヤマト」関連アルバムとしては『YAMATO2520』音楽集以来5年ぶり。宮川泰が関わっているということならば、『完結編』以来実に17年ぶりとなるので、久々に宮川メロディーがじっくりと堪能出来る。
但し、これを『新ヤマト』の商品としてみた場合、全篇の2/3が既成曲の再演奏というのは如何なものだろうか。せめて半分は新曲で聴きたかったというのが正直な処だが、これは欲張りというもの?
それに既存曲も、かつての「ヤマト」を回想するパートとしてではなく、新しい物語の中で再構成してあれば納得するのだが(例えば、メタノイド艦隊との交戦を想定したシーンで、メタノイドのテーマとヤマトやコスモタイガーのテーマが交錯する、という感じだったらゾクゾクしただろうに!)。
勿論、「ヤマト」そのもののベスト・アルバムとして聴くのであれば、充分満足する内容ではある。
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交響組曲レヴュー
投稿日 : 2000/10/27 03:34
投稿者 久保田r
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先ずは、このCDが企画、発売されましたことへの感謝を。
「完結編」が過ぎて十余年。私はもはや宮川「ヤマト」の新譜を聴く機会など無いと思っていました。それだけに、この年齢にして聴くことが出来たことを嬉しく思っています。
さて、レヴューに入る前に前振りをしておきますが、私は「ヤマト」音楽大好きッコでした。「ヤマト」の音楽があったればこそ「完結編」まで熱中しました。当時はまだ少ないお小遣いでしたので、全てのLP、テープを買うことは出来ませんでしたが、買ったものはそれこそ擦り切れるまで聴きました。
そんな私ですので、多少のツッコミ材料があっても、それはあばたもエクボ状態になりますのでご了承下さいませ。(と、いうことはこのCDに多少のツッコミ材料があるってことですね(^^;))
ヤマトの歴史をシンフォニーに物語ってもらおうという発想から生まれた、というこの「交響組曲」。
曲のセレクションについては、各々好みがあるかと存じますが、私的にはなかなか良いセレクションだと思っています。第一楽章の編曲は気に入ってますし、御子息が作曲されたという「メタノイド」も気に入っています。
私的には、第四楽章を注目していまして、各曲のつなぎ目をもう少々丁寧にして欲しかったという気持ちはありますが、「アンドロメダ」「新コスモタイガー」のおいしいとこ取りの繋がりが気に入ってます。間に「二人のコスモゼロ」を挟んで「第18機甲師団」が入るんですが、この曲は御子息が「3」で作曲されたもの。この「第18機甲師団」が入ったので「大陽のシンフォニー」が入ったのかな?なんて推測してるんですが、こんな推測は大きなお世話ですね(笑)。第四楽章のサブタイトル”威風堂々”に相応しく、「ファイナルヤマト・斗い」で 締めとなります。
間飛びまして第七楽章。この楽章は、全体を通して編曲を密にしていただきたかったな、と、思っています。曲のセレクションは気に入ってますので、曲のカラーを統一した編曲にしていただきたかったかな、と。
以上申し上げましても、私は「ヤマト」音楽大好きッコです。一言なら、「このCDは○」です。
過去の曲を演奏していても、新録音ものなのです。スキャットも当時の若い声ではなく、深みを増した声なのです。それだけで、私は喜んでしまうのです(^^)。
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