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「風の谷のナウシカ」 サウンド・トラック盤
投稿日 : 2002/01/14 20:09
投稿者 Excalibur
参照先
シンセサイザーによるイメージ・アルバム、オーケストラによるシンフォニー、そしてこのサントラ盤、と『ナウシカ』関連としては3枚目の音盤。
従来では先ずサントラ盤(を兼ねたシンフォニー盤含む)ありき、で後にシンセ・アレンジやらシンフォニーやらが派生していっていたが、この作品では逆。先にイメージ・アルバムを作りこれを土台にして映像作品に合わせたサントラ盤を作るというのはかなり贅沢な話でもあり、以降の宮崎+久石コンビ作は全てこのパターンを踏襲している(流石にシンフォニー版はサントラ以降の製作となったが)。
本来なら試作品であるところのイメージ・アルバムは商品化すべきものではないと思うが、結局は完成作とのメロディー的な差異も殆どなく実質的にサントラのカヴァー・アレンジ盤といってもいいのでそこに商品価値があるのだろう。むしろ先行発売させることによって「音楽による予告編」という位置付けを担っているものと思われる。
で、このサントラ盤、『ナウシカ』サウンドにおいては大本命というか完成版であるはずなのだが・・・。
先ず言えることは、これはサントラ盤ではあってもオリジナルBGM集ではない、ということだろう。
ここでいう「BGM集」とは、劇中使用曲を手を加えずにそのまま収録したアルバムのことを指す。実はこの安易にみえる手法が定着したのはここ20年ばかりなのだ(しかも特撮やアニメ作品にほぼ限定されている)。通常のサントラ盤は、別途アレンジしたレコード用演奏なのが普通である。
しかしこの『ナウシカ』は、サントラに先行して別ヴァージョンも既にリリース済みである。ならば劇中使用曲を、というのがファンの願いだと思うのだが、演奏といい構成といいかなり違和感が残る出来映えである。1曲目を聴いただけで私はガッカリしたものだ。なぜ映画のタイトルバックに流れるあのメロディーを、あのまま収録してくれなかったのだろうか。アレンジ版なら他にもあるではないか、と。以後の作品ではかなりマシになっていくのだが、殊このアルバムに関してはちょっと許せない部分もある。
それでも曲そのものの出来映えには関係ないことなので、自分なりに脳内補完をするなりすればなんとか納得・・・出来るかな。元々の映画本編でも、音楽の出のタイミングや選曲そのもので辛い部分がないでもないのだから。
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「はるかな地へ・・・」(アルバム・タイトル)
投稿日 : 2002/01/14 20:10
投稿者 Excalibur
参照先
1.オープニング「風の谷のナウシカ」
2.王蟲の暴走
3.風の谷
4.虫愛ずる姫
5.クシャナの侵略
6.戦闘
7.王蟲との交流
8.腐海にて
9.ペジテの全滅
10.メーヴェとコルベットの戦い
11.蘇る巨神兵
12.ナウシカ・レクイエム
13.エンディング「鳥の人」
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