１．序曲〜宇宙のテーマ〜
２．ヤマト誕生〜宇宙戦艦ヤマト
３．イスカンダル
４．試練
５．白色彗星のテーマ
６．想人〜星に想うスターシャ〜
７．真赤なスカーフ
８．好敵手
９．決戦＝勝利
10．終曲〜明日への希望〜
11．ヤマトより愛を込めて

作曲：宮川　泰
編曲：久石　譲
合唱：同志社学生混成合唱団
指揮：熊谷　弘
ピアノ伴奏：梶原綾子
打楽器：益子高明

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同時期に発売された『宇宙海賊キャプテンハーロック』と『銀河鉄道９９９』を題材にした合唱組曲は、主題歌と挿入歌がメインのためにそれほど違和感はない。なんせ元々が「歌」なのだから。ところがこの『宇宙戦艦ヤマト』には「歌」が少ないので、中心になるのはＢＧＭ（というより『交響組曲ヤマト』と『さらば』の音楽集）。これは聴いていてかなり辛い。お馴染みのスキャットのメロディ（「無限に広がる大宇宙」）や、勇壮な男性コーラスがはまる「白色彗星」あたりは許せるけど、”口ＢＧＭ”はやっぱり笑える。これ以降（『永遠に』以降）なら「歌」も増えるので違ったアレンジの仕方もあったかもしれないが、企画そのものに無理はなかったんだろうか？因みに編曲は今をときめく久石譲。この作品で名前を覚えてしまったせいか、しばらく良い印象を持っていなかった・・・。
さすがにこの「合唱組曲」シリーズはあんまり定着しなかったようで、「ヤマト」関連では他に『新たなる旅立ち』が発売された程度。しかもこれが『勇者ライディーン』との驚異のカップリングとくれば、な〜に考えてんだか。

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