ジャック・ライアン物４作目のサントラ。映画公開前にＣＤを購入して聴いてみた限りではかなり大人しめの印象だったのでどうかなと思っていたのだが、実際に画面に合わせて流れてくると充分に迫力も感じられ、不安は杞憂に終わった。
このシリーズは初作がベイジル・ポールドゥーリス、２・３作目がジェームズ・ホーナー。続編化が進むとスタッフが若手にシフトされていくのが常だが、今回は良い意味で予測を裏切ってくれ、なんと大ベテランのジェリー・ゴールドスミスの登板。監督のフィル・アルデン・ロビンソンは、これまでの自作（『フィールド・オブ・ドリームス』『スニーカーズ』『フリーダム・ソング』）ではホーナーとコンビを組んでいただけに、素直に考えればホーナー連投も有り得ただろうに、ここへ来てゴールドスミス御大を担ぎ出してくるとは製作サイドの力の入れ具合が違う（優劣ではなく、あくまで二人の格の問題）。御大も見事その期待に応えてくれた。さて、ほぼ製作が決定したと伝えられるシリーズ５作目へ、御大の再度の起用はあるだろうか。

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１．ＩＦ　ＷＥ　ＣＯＵＬＤ　ＲＥＭＥＭＢＥＲ
２．ＴＨＥ　ＭＩＳＳＩＯＮ
３．ＴＨＥ　ＢＯＭＢ
４．ＴＨＡＴ　ＷＥＮＴＷＥＬＬ
５．ＣＬＥＡＲ　ＴＨＥ　ＳＴＡＤＩＵＭ
６．ＩＦ　ＷＥ　ＧＥＴ　ＴＨＲＯＵＧＨ　ＴＨＩＳ
７．ＴＨＥ　ＤＥＡＬ
８．ＣＨＡＮＧＥＳ
９．ＳＮＡＰ　ＣＯＵＮＴ
１０．ＨＩＳ　ＮＡＭＥ　ＩＳ　ＯＬＳＯＮ
１１．ＮＥＳＳＵＮ　ＤＯＲＭＡ　ｆｒｏｍ　ＴＵＲＡＮＤＯＴ
１２．ＤＥＳＥＲＴＥＤ　ＬＡＢ
１３．ＲＥＡＬ　ＴＩＭＥ
１４．ＨＯＷ　ＣＬＯＳＥ？
１５．ＴＨＥ　ＳＡＭＥ　ＡＩＲ
１６．ＩＦ　ＷＥ　ＣＯＵＬＤ　ＲＥＭＥＭＢＥＲ

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