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「ポケットモンスター/ミュウツー!我ハココニ在リ」
投稿日 : 2005/05/20 10:48
投稿者 久保田r
参照先
2000年12月 TV版スペシャル

製作総指揮:湯山邦彦
監督:日高正光
脚本:首藤剛志

<キャスト>
サトシ:松本梨香/ピカチュウ:大谷育江/ミュウツー:市村正親/カスミ:飯塚雅弓/タケシ:上田佑司/トゲピー:こおろぎさとみ/ムサシ:林原めぐみ/コジロウ:三木眞一郎/ニャース:犬山犬子/ジョーイ:白石文子/サカキ:鈴置洋孝/他

<あらすじ>
コピーポケモンと共にピュアズ渓谷でひっそりと隠れて暮らしていたミュウツー。ピュアズ渓谷には、特殊な能力を持つ水があった。そこへサトシ達と水の研究員が訪れる。不思議な水に引き寄せられるサトシ達。その時、ミュウツーの存在を嗅ぎ付けたサカキが再びミュウツーの前に現れた…。
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Re: 「ポケットモンスター/ミュウツー!我ハココニ在リ」
投稿日 : 2005/05/20 10:46
投稿者 久保田r
参照先
 ミュウツーのストーリーは、本当に切ない。「何故私はここに居るのか…」と、いつも自分に問いかける。人間によって作られたという事実がミュウツーの心の負担となっていて、いつも自分の存在意義を求めてやまない。戦闘能力の高いミュウツーであっても、心の不安がミュウツーを大きく揺さぶる。

 「自分は何故生まれたのか」という問いは、哲学的な問題で、それは子供が多かれ少なかれ感じている疑問。その問題に直視し、「作られた命でも自分たちは生きているんだ!この星に生きているんだ!」と、ストーリーの中で生きることに対して前向きに肯定している。「自分のものにならないのなら消えてもらう」というサカキに対し、懸命に生きる命をぶつけるポケモン達が愛しい。

 ミュウツーを演じている市村正親の声が優しく深みを帯びていて悲しい。ミュウツーの台詞を聞いていると、心が切なくなる。悲しい宿命を負って生まれたミュウツー。でもミュウツーもこの星で生きている。そのミュウツーを通して、この作品は生きることを唱えている。
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