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「水曜どうでしょう」
投稿日 : 2010/08/06 15:40
投稿者 ZAP01533
参照先 http://www.htb.co.jp/suidou/
「田舎には、田舎の風しか吹かない」
 かつて桑田 佳祐氏は自分が監督した映画『稲村ジェーン』で登場人物(主人公ではない)にそう言わせた。
 その背景には都会と田舎の情報格差、田舎で人気を博しても都会では通用しない‘時代’に対する怒りも含まれていたのではないだろうか。その舞台が神奈川であったとしても。

 しかしその‘田舎’だからこそ出来る物を模索した為に生まれた‘風’があった。それが『水曜どうでしょう』である。
 名物企画となった“サイコロの旅”発端はアン・ルイス女史のインタビューで上京したから、なんか企画をやりながら帰ろうと提案した事からだった。
 そんな状況で無謀な案を出した鈴井 貴之氏と、企画を知らされず並みのリアクション芸人でもやらない表情をする大泉 洋氏の存在も大きかった。
 特にスタッフに話しかける大泉君とのやりとりはやがて言い争いやぼやきとなり、本編開始前の前枠・後枠時に行う扮装はスタイリストの仕事で終わらせるには遙かに凌駕するものとなった。
 そんな本音が全開となった画面に思わず笑う。
 今や『龍馬伝』に出演する大河俳優となっても大泉君は代表作を『どうでしょう』と言ってはばからない。

 そして‘田舎の風’は全国に旋風を起こした。未だ吹きやまぬ。
 平成二十二年七月末。『龍馬伝』撮影終了、所属事務所主催イベントを終えた直後、彼等はロケという名の旅に出た。
 どのような旅だったのか、まだ知る由もない。
 ただ、スタッフが面白いと思っているのだから、彼等と同じ感性ならきっと面白いのだろう…。
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