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「大人のピタゴラスイッチ」
投稿日 : 2014/02/06(Thu) 15:47
投稿者 久保田r
参照先
 2013年1月2・3日の深夜、NHK教育テレビで放送中の子ども向け番組「ピゴラスイッチ」の”大人向け”が放送されたのを録画鑑賞。その名も「大人のピゴラスイッチ」。

 初日となる2日は、内容がちょっと難しい「ちょいむず」。3日は、かなり難しい「かなりむず」という2つのレベルに分けての構成。番組を仕切るのは百科おじさん。アシスタントは、テレビのジョン。聞き役は、コーナー「10本アニメ」の声を担当しているラーメンズの片桐仁さん。3人で映像を見ながらテーマを学ぶというもの。

 「ちょいむず」では、「アルゴリズム」と「レイヤー」がテーマ。アルゴリズムは、番組のコーナーに「アルゴリズム体操」があるため耳馴染みのある単語なのだけど、ではアルゴリズムとはなんぞや?となると確かに分からない。そのアルゴリズムについて、電車の発着時に駅員が行う安全点検の一連の動きを撮影した映像を見ながら解説。この映像を見ると日常生活でアルゴリズムがいかに浸透し役立っているかということが分かる。「レイヤー」は、あみだくじを使っての解説。あみだくじの仕組みを説明するために複数の透明なシートに1本ずつ通り道を描いて行って重ね合わせるという方法。分かりやすくてこれも納得。

 「かなりむず」は、「機構」と「認知科学」がテーマ。タイトルが漢字になっただけでかなり難易度が上がった感じ。「機構」は、歯車の映像を見てその仕組みを学ぶもの。扇風機の首振り機能の解説や、歯車の中心をずらすことで生じる動きなど。「認知科学」は、人間の脳は止まっているものでも繋いで見ると動いているように見えるというもの。コーナー「こんなこと できません」の映像を使って解説。一つ一つの動きをカメラで撮影した写真を繋げて見ると、人間には不可能な動きなのにあたかもそういう動きをしたかのように見えるということを説明している。

 「ピタゴラスイッチ」は、幼児を対象とした考え方を育てる番組で、見た目のかわいさと分かりやすさから子どもに人気のある番組。その大人版ということで確かにテーマはむずかしいものになっていたけれど、分かりやすさはそのままに一つのテーマをシンプルな映像を使ってじっくりと解説していたのでとても楽しかった。機会があればまたぜひ見たい。
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