製作：ジャニーヌ・ルーセル
監督：ダレル・ルーニー　
脚本：フリップ・コブラー／シンディ・マーカス
音楽：ニック・グレニー＝スミス

（声）
ネーブ・キャンベル／マシュー・ブロデリック／ネイサン・レイン／アーニー・サベラ
アンディ・ディック／ロバート・ジローム／ジェームズ・アール・ジョーンズ／モイラ・ケリー
ジェイソン・マースデン／スザンヌ・プレシェット／レイシー・シャベール

1998年

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7/23発売のＤＶＤ＆ビデオから、題名が『ライオン・キング２／シンバズ・プライド』と変更になります。今更サブタイトルを追加するのは、何か意味があるんでしょうかね。

ＤＶＤは『ライオン・キング』と『ライオン・キング３／ハクナ・マタタ』との＜ツインパック＞、３作まとめた＜１，２，３完全セット＞も同時発売されるそうで、この機会に揃えちゃおうという人もいるでしょうね（いずれも豪華特典映像付きのスペシャル・エディション版）。

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シンバの誕生に始まり、今度はそのシンバの子供の誕生で幕を閉じる、”サークル・オブ・ライフ”――「生命は巡る」を体現したストーリーだった『ライオン・キング』の続編。
前作のラストを受けて、シンバの娘キアラとスカーの息子（？）コブが主人公。仇敵同士の子どもたちのラブ・ストーリーというとかなり深刻になりそうだが、そこはディズニー・アニメ。最後には「みんなで仲良く暮しましょう」というハッピーエンドが待っている。
日本ではＯＶＡ扱いされていたが、元はＴＶＭだった模様。だからといって手抜き作ではないものの、やはり劇場公開作ほど手間暇はかけられていない。それでも日本製のリミテッドアニメに慣れた目には、良く動いて見えることだろう。オリジナル・キャストの大部分が再集結しているのも嬉しい。
しかしながら「蛇足」とまでは言わないが、こういう物語展開で果して続編を作る必要性が（商売面以外に）あったのかは疑問である。
音楽は前作のハンス・ジマーのスコアに良く似ているが、それもそのはずニック・グレニー＝スミスの登板。他にもマーク・マンシーナを始め、ハンス・ジマー一派が歌曲を担当しているようだ。なお、主題歌を歌っているのはティナ・ターナーである。

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