製作：ブレンダ・リード
監督：ドン・ボイド
脚本：レグ・ガドニー
音楽：マイケル・バークレー

チャールズ・ダンス
フィリス・ローガン
パトリック・レイカート

1990年

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「００７」シリーズの生みの親イアン・フレミングを取り上げたＴＶムーヴィ。フレミングの海軍情報部時代を中心に、作家へ転身し「００７」シリーズを誕生させる経緯までを描いている。
ジョン・ピアソンの手になる伝記を原作としているが、話半分としても興味深いエピソードが多く、作家と作品（キャラクター）を同一視する向きもあるのは致し方ないか。
ラストはフレミングと鳥類学者のジェームズ・ボンド（この人から名前を拝借している）との対面、そして映画化第一作『ドクター・ノオ』公開で終わる。
それにしても脚本が練られておらずにストーリーがわかりづらい上に、演じる役者陣に魅力が乏しいが為に凡作となっているのは残念。そういえば三代目００７ことロジャー・ムーアの娘デボラ・ムーアが出演しているようだが、発見できなかった。
なお、本作品をアメリカで放映した際には、ホストとして二代目００７のジョージ・レイゼンビーが登場したそうである。

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