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「宇宙猿人ゴリ」(「スペクトルマン」他)
投稿日 : 2003/02/16 19:27
投稿者 じえっとぶるどーざ
参照先
宇宙猿人ゴリ(「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」、「スペクトルマン」)

宇宙猿人ゴリとは、‘71.1/2から’72.3/25までフジ系で土曜夜7時半〜8時
に放映された、TV版マグマ大使などで有名な、ピープロ製作のへ巨大ヒーロー特撮番組ある。
話数は都合63話であるが、
厳密には「宇宙猿人ゴリ」は1話から20話まで、
続く21話から39話では「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に、
40話から63話「スペクトルマン」と改題された。

全63話についてレビューを行っていきたい。
まずは第1話!

第1話「ゴリ・地球を狙う!」
登場怪獣:へドロン
脚本:辻真先。監督:土屋啓之助

新宿を歩いている青年(主人公:蒲生譲二)へ、いきなり天からの声が彼に指令する(声は大鉄人17やレンズはさぐるのナレーションでも有名な小林恭司さん、本作のナレーションも兼任)「了解!」答える主人公、後に定番となるシーンである。
****
彼がまず何をしたかというと、東京都公害調査局(第8分室)へいきなり押しかけ、初対面の局員へいきなり「先輩・先輩!」となれなしく呼びかけ「富士ノ浦に異変が起こるから調査すべき」だと進言する。もちろん局員たちは、変なやつといった具合にまともに取り合わない。(そりゃそうだ)
 しかし、富士ノ浦でへドロが泡立って、異臭を放っているとの現地からの一報を受け局員たちは調査に赴く、倉田室長(声優としても有名な大平透、マグマ大使では
ゴアの声とスーツアクターを兼任)、が「あの青年」もつれて行こうとあたりを見回す
といきなり「アサー!」という叫び声とともに、調査局車の屋根から蒲生が顔をだす。余談ではあるが、ヒロインの初代女性Gメンの役者さんは、後にこのギャグで有名な谷岡ヤスジさん(故人)の夫人となる。

第1回のエピソードの中盤で主役(注:悪役側)のゴリとラーについて語られる
彼らは宇宙でも最高度の文明をもつ惑星Eの出身で、ゴリはIQ300の天才
であったが、生まれながらの悪の心をもち、軍部のラーと結託し、クーデタを起こそうとした。だが、それは惑星Eの防犯コンピュータにより、発覚し、ゴリは頭脳改造刑を言い渡される。刑の執行前、ゴリはラーと円盤で惑星Eから脱走し、長い宇宙放浪の後、地球へたどりついた。ゴリは地球をみて狂気する「ヘドロ」「スモッグ」など彼の研究、実験に必要なありとあらゆるものが揃っていると・・と説明される。

登場する怪獣ヘドロンは番組第1号怪獣にしては、はっきりいってちゃち、
ミニチュアのサイズもおそらく高さは1mもないのではなかろうか。これは
製作決定から放映日まで数週間しかなかった準備期間不足のためだそうで、怪獣へドロンと爆発するタンクが別カットなのも、ライブラリーフィルム(取貯めのストックフィルム)なのかもしれない。
一方、我らがヒーロのスペクトルマン(注:脇役)については第1話では一切説明がされない。
果たして、変身し、空へ飛ぶ、蒲生譲二こと、スペクトルマン。
しかしいきなりヘドロンの攻撃をうけ火がつき墜落していくスペクトルマン
そしてナレーション「スペクトルマン君はいったい何者なのだ?」とかぶる。
ナレータ(声はネビュラと同じ小林さん)も戸惑いの色を隠せない!?以下次回!!という具合に第1話は幕を閉じる。
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