2007年6月21日　Victor Entertainment,Inc.(V)(D)

＜収録内容＞
・本編
ロックンロール劇場 1／5人でジュースを当てよう！＜前編＞／ロックンロール劇場 2／空想モノマネ／5人でジュースを当てよう！＜後編＞／ロックンロール劇場 3

・特典映像
超新塾ワンマンライブ「バイク名歌」「ズンドコ　ロケンロー」／ロックンロール大喜利（デビュー時ネタ）

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　ロックンロールコントグループ「超新塾」のライブと特典映像を収めたDVD。収録タイムは32分。ノリの良さとキレのあるコントを、矢継ぎ早にリズムよく見ることのできる、まさにベスト盤的内容。

　サングラスに革ジャンという”いかにも”なロックンロールスタイルで、一人がツッコミ、四人が次々とボケていくのが楽しいコント。一見コワモテ風なルックスながら、体をフルに使ってボケ倒していくのが面白く、合の手となるツッコミもボケのじゃまにならないように息の合ったリズムで展開されていくので、気持ちよく笑えて本当に楽しい内容。ただ、一点だけ注文をつけるとしたら早口過ぎて聞き取り難い部分があるので、リズムを崩さないスピードで滑舌よくネタを展開してくれたら言うことなしかと。

　「ロックンロール劇場」の合間に入っている「5人でジュースを当てよう！」は、まんまメンバーの5人で当たり付き自動販売機でジュースを当てようという企画。ロケ撮影となっていて、順番に一人一人が財布を開いて各々飲みたいジュースのボタンを押していく。スタートしてから10分後くらいに金額も3600円を超えた頃にようやく当たり、メンバーが大喜びする様子は、まるで子供たちのよう。革ジャンを着た怪しげなグループが肩を抱き合って歓喜している姿が面白い。そして、当たりの分のジュースをもらおうとボタンを押した時に、思いがけない事態が発生する。

　「空想モノマネ」は、イーグルとタイガーの二人、すなわち「禅」によるネタ。空想の出来事を体当たり的に演じ、見ている側の想像力を刺激する一発芸的なノリが楽しいネタ。私的にかなりおすすめ。

　”ロックンロール”を名乗っているだけに彼らはバンドの腕前もなかなかのもので、特典映像にワンマンライブの模様が2曲収録されている。「ズンドコ　ロケンロー」は、お笑いネタが含まれた楽しい歌詞。同じく特典映像の「ロックンロール大喜利」は、お馴染みの「笑点」の大喜利をロックンロール風にアレンジしたもので、超新塾らしさが詰まっている楽しいネタとなっている。

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