2007年7月19日　Victor Entertainment,Inc.(V)(D)

＜収録内容＞
（1）餅つき 1
（2）男は黙ってみちのく旅 第一章
（3）餅つき 2
（4）男は黙ってみちのく旅 第二章
（5）師匠と弟子のショートコント
（6）男は黙ってみちのく旅 最終章
（7）餅つき 3

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　「モテようとして○○○している男がいたんですよ」「なぁ〜にぃ〜！？やっちまったなぁ〜！！」「男は黙って○○！」のネタでお馴染みのクールポコのDVD。ライブ映像の合間に真冬の東北の旅の模様を挟みながら、テロップを巧みに用いてリズム良く見せている。

　持ちネタの『餅つき』が短いネタの連発なので、ライブ映像のみでは内容が単調となってなかなか1本のDVDにまとめ難いと思うが、合間に武者修行のような真冬の東北の旅の模様を挟んでいるので、割と飽きずに見ることができる。旅の様子を撮っている機材がホームビデオで、しかも二人が交互に撮っているような感じなので、撮影されたもの自体はダラダラとした感じではあるのだけど、編集が上手く、こまめに切ってはツッコミのような間の手となるテロップを差し込んでいるので、めりはりがついていて面白く見ることができた。

　旅の順番は、福島（うわさのプリンパン）〜山形（投げコマ）〜宮城（青葉城・伊達政宗像）〜秋田（ラグビー部恩師）〜岩手（わんこそば）〜青森（路上ライブ・大間崎）となっていて、少しずつ北上しているところがポイント。福島ではまだ東京と変わらない気温だったのが、盛岡では気温2度となり、青森では雪が降りしきる中を裸にさらしを巻いた姿で路上ライブを行っている。見るからに寒そうな映像が同情と笑いを誘う。

　ライブの『餅つき』ネタは、安定した面白さ。「モテようとして朝からシャワーを浴びてる男がいたんですよ」「男は黙って滝！」「修行だよ〜」、「モテようとしてグッチの時計はめてる男がいたんですよ」「男は黙って腹時計！」「ご飯時しか分からないよ〜」などなど。『師匠と弟子のショートコント』もリズム良くポンポンと展開されていくので、弛みがなくて良かった。なんと言っても二人のちょっとニヤけた感じの人の好さそうな笑顔がいい。クールポコの笑いを一気に楽しみたい時に。

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