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「銀河鉄道物語/忘れられた時の惑星」
投稿日 : 2008/08/02 15:59
投稿者 久保田r
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<スタッフ>
原作・総設定・デザイン:松本零士
エクゼクティブプロデューサー:柳田康友
企画・プロデューサー:こんひろし
音楽:青木望
脚本:むとうやすゆき
総作画監督:千葉道徳
オリジナルメカデザイン:板橋克己
プロジェクトプロデューサー:尾崎健一
監督:大庭英昭
企画制作:プラネットエンッターテイメント
製作:コモンウェルス・エンターテインメント

<キャスト>
有紀学:矢薙直樹/ルイ・フォート・ドレイク:真田アサミ/ディビット・ヤング:緑川光/ユキ:鈴木菜穂子/キリアン:石田彰/シュワンヘルト・バルジ:大塚明夫/レイラ・ディスティニー・シュラ:麻上洋子/モデスト・イシュト:安原義人/星野鉄郎:野沢雅子/メーテル:池田昌子/車掌さん:肝付兼人/マシュー:大平透、他
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「第3話」「第4話」
投稿日 : 2008/08/03 16:40
投稿者 久保田r
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 第3話は、囚われのメーテルと車掌さんを助けるべく鉄郎と有紀が戦いながら進み、キリアンは一人でモデストの所へと進む。惑星ヒーライズが”時の津波”に襲われた謎、キリアンと車掌さんの関係が明らかになる。

 最終話は、キリアンがモデストのもとへと赴くが、”時の津波”が押し寄せ、ヒーライズは崩壊し始め、混乱が生じる。鉄郎とメーテルはビッグワンへ。モデストは、目覚めたエメと共に時の津波に飲み込まれ、有紀とキリアンは助かる。シュラの導きによりキリアンは本当の両親と会い、ビッグワンと999は正常な時の空間へと戻る。

 最後には、頑なキリアンの心がほどけ、車掌さんと抱き合ったシーンは感動だった。あの車掌さんが「愛してるよ。キリアン」と言った時には思わず涙が滲んだ。

 全体的にコンセプトがはっきりしていて、4話にしっかりと収まっていたので良かったと思う。キリアンの家族関係をメインに、有紀と鉄郎の似通っている点も描かれ、作品の奥深さが感じられて良かった。映像では表現し難いようなメーテルとレイラの不思議な力や、”時の津波”の色鮮やかな描写など、ファンタジー色が濃く押し出されていて、スペースファンタジーと呼ぶに相応しい作品に仕上がっていたと思う。

 蛇足。
 次回予告が2パターン収録されてあり、先に有紀の声で通常の予告編が流れ「俺たちは、次の駅でなにかに出会う」と格好良く締めくくられた後に、ディビット・ヤングの声でほんの短い予告が流れる。ディビット・ヤングのナレーションは、次回の内容とは無関係で、鉄郎とメーテルの名前をどこかで聞いたことあるんだけどなぁ…誰だっけなぁ…というトボケたナレーション。このナレーションのオチは、最終話で鉄郎たちと別れた後「ああっ!星野鉄郎ってあの星野鉄郎か〜っ!」とヤングがいきなり思い出し、「サインもらっとけば良かったぁ〜」となっている。こういったノリは、緑川さんの得意分野でありましょう。あ。石田彰さんもか。
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「第1話」「第2話」
投稿日 : 2008/08/02 16:02
投稿者 久保田r
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 TVシリーズ「銀河鉄道物語〜永遠への分岐点〜」に先がけて発売されたOVA。「銀河鉄道999」が絡んでおり、「銀河鉄道物語」のキャラクターと共に鉄郎とメーテルと車掌さんが登場し、ストーリーを盛り上げている。

 第1話では、各銀河鉄道の軌道上に海や森や花畑が現れ、摩訶不思議な現象に包まれる。原因解明が急がれる中、999号が惑星ヒーライズより光の攻撃を受けて落下する。シリウス小隊が現場へと急行する。

 第2話は、惑星ヒーライズに降り立ったシリウス小隊は999号を発見。999号は錆び付いており、まるで100年経ったかのような姿に。有紀とキリアンが鉄郎を発見するも、レイラの命令によりシリウス小隊は惑星ヒーライズから撤退しようとする。鉄郎は列車から飛び出し、有紀もついて行く。キリアンは、一人で惑星ヒーライズに残った。

 私は近年の「999」の作品をさっぱり見ていないし「銀河鉄道物語」も全然見ていないのだが、ただ単純に「銀河鉄道物語」と「999」が絡んでいるということと声優のラインナップに興味を惹かれて見た次第。第1話と第2話を見てすぐの簡単な感想は(現代的な絵で格好良いなぁ)ということ。

 メーテルも鉄郎も綺麗に整ったキャラクターデザインとなっていて格好良く、「銀河鉄道物語」のキャラクター達とバランスが取れていて良かった。メカは、私は昔の描写の方が汽車の重みが伝わって来るので気に入っているが、「銀河鉄道物語」の空間鉄道警備隊というアクション要素の高いメカと比べると作品的にはバランスが取れているので良いと思う。だけど999号はもう少し重みが感じられる方が良いな…というのが個人的な意見。(特に発進時に重々しさがある方が良い)

 内容はどうかというと、私は「銀河鉄道物語」のキャラクターが各々どういう役割なのか見ていないのでちんぷんかんぷんだが、「999」の相変わらず謎めいているメーテルとアクシデントに果敢に向かって行く鉄郎の持ち味は表現されていたので良いと思う。ストーリーは、第1話と第2話の役割である「起」と「承」が上手く描かれてあったと思う。

 ところで、キリアンが車掌さんの息子だったとは驚き。車掌さんには家族がいたのか〜と単純にその点に驚いた。そして、隊長の大塚明夫さんの声が良いのはもちろんだけど、ディビット・ヤングの緑川光さんの声が素敵だった。想像以上に渋い声で惚れ直した。この緑川さんの声を聞くだけでも見て良かった。
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