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「タカアンドトシ 単独ライブ in 日本青年館/勝手に!M-1グランプリ」
投稿日 : 2010/04/28 18:03
投稿者 久保田r
参照先
2009年9月9日 よしもとアール・アンド・シー

 人気お笑いコンビタカアンドトシの単独ライブを収録したDVD。会場は、日本青年館というお笑いのライブとしては収容人数の大きい場所で行われており、2階席まで埋まった満員のお客の前でタカトシが渾身の笑いを披露している。

 ライブ全体の大きな柱は、タカトシがグランプリを逃した「M-1グランプリ」を自作自演で行うというもの。タカトシ以外のライバルとなるコンビについてもタカトシが演じ、審査員は、タカトシの両親(と言っても実際の登場はなし)という正真正銘の自作自演。その名も「勝手に!M-1グランプリ」。何としてでも「M-1グランプリになりたい!!」というタカトシの熱意と悲願が凝縮された内容となっている。

 タカトシが演じるライバルのコンビは、時事ネタ漫才の「ダブルレンズ」、Wボケの「貰い飯」、昭和のフォークメロディーを奏でる「姫かぐや」、年齢差70歳以上の祖父と孫によるアマチュアの「ジージーマゴマゴ」、創作童話の「グリル童話」、稲川淳二さんをゲストに迎えて怖い話をする「稲川's」、夫婦漫才の「夢けん太・きく代」、ラップ漫才「mcデンジャー feat. ダイナマイ-T」の計8組。タカトシは、本来の二人のコンビの姿と、これらのライバルのコンビの姿を演じ、そして時折よしもと芸人が映像でちらっと参加しては、「勝手に!M-1グランプリ」がどんどんと盛り上げていくという趣向になっている。本家「M-1グランプリ」の優勝コンビのNON STYLEも映像参加。オリエンタルラジオも映像参加している。

 全9組の中から決勝へ進んだのは、1位「タカアンドトシ」と、2位「グリル童話」と、3位は「ジージーマゴマゴ」。…だったのだが、決勝進出の喜びで祖父が心筋梗塞で亡くなったので、4位の「夢けん太・きく代」が繰り上がり進出。そして、優勝は予想外の結果に。

 ライブ進行上の予想外の結果は、予想できた結果でもあり、タカトシは、まだまだこれからも「お笑い」の頂点を目指して突き進むという決意の表れであると思う。自分たちだけでライバルとなるコンビを8組も演じ、そのどれもが個性が際立っており、キャラが立っていて面白かった。「お笑い」にかける熱意と高い完成度を目指すその姿は、ライブという舞台の上で十分に発揮されていたと思う。これからも高みを目指して欲しい期待の二人。

 追記。
 それにしてもタカ。汗の量が凄かった(笑)。
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