＜スタッフ＞
原作・監修・イラストレーション：せなけいこ
監督：古庄賢太郎
音楽：谷川賢作
効果：沖田純之介

声の出演：きたろう
合唱：ウルフマンズ

＜収録内容＞
第1話「あーんあん」
第2話「ふうせんねこ」
第3話「うさぎのまじっく」
第4話「おおかみの電話」

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　せなけいこさんの絵本シリーズ「あかちゃん絵本」をアニメ化した作品。表題作の「あーんあん」が最も短い作品で、順に少しずつ長くなっていき、第4話の「おおかみの電話」が最も長い作品。手作り感あふれる貼り絵の絵柄が懐かしさと優しさを漂わせており、見ているだけで心の中がほっこりと温かくなるような内容。

　第1話「あーんあん」は、保育園に行くのはいいけどお母さんが帰っちゃうと泣いちゃうというお話。つられてみんなが泣き出して、涙の海ができちゃって、最後にお母さんが網で掬うというオチが笑っちゃうかわいい作品。

　第2話「ふうせんねこ」は、何をやっても「いやだ」ばかり言って「ぷー」とふくれてばかりいるねこのお話。どんどんふくれていって最後は、ふうせんになって飛んでいっちゃいます。

　第3話「うさぎのまじっく」は、いつも帽子の中から耳を引っ張られて出されているうさぎが、マジックを覚えておじさんに仕返しをするというもの。にんじんにされたおじさんは、「おまえやるなぁ」とうさぎを褒め、次からはふたりでマジックを披露します。

　第4話「おおかみの電話」は、「言うことを聞かないと電話でおおかみを呼ぶよ」といつもお母さんから叱られている男の子のお話。ある日、電話の中を通って現れたおおかみの子と男の子がばったり対面。友達になったふたりは、今度は男の子がおおかみの世界へ行って「おお〜」と吠えます。

　あかちゃん向けに作られてあるので、全体的にゆったりとしたペース。アニメーションの動きもゆったりとしていて、”この後はどうなるんだろう？”と好奇心をそそる内容となっていて見やすい作り。気持ちを落ち着けたい時などに親子で楽しめる内容です。

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