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「GAMERA1999+」
投稿日 : 2001/03/09 22:34
投稿者 Excalibur
参照先
総監督:庵野秀明、監督:摩砂雪の『エヴァンゲリオン』コンビが、主に盟友・樋口真嗣特技監督をはじめとする(特撮の)スタッフに密着した異様な迫力のドキュメンタリー。『ガメラ3』のメイキングではあるのだが、『ラブ&ポップ』に続く庵野監督の新作扱いになっており、メイキングの枠を越えた人間群像のドラマとなっている。ランニングタイムも2時間半近くあって(ジャケットには100分と記載されているのだが・・・?)映画本編よりも遥かに長い。
だがその肉薄振りは過剰かつ過激に思える面もあり、現場の混乱を必要以上に掬い取ってしまった嫌いはある。およそ和気藹々とした現場という雰囲気には程遠く、特に本編の金子修介監督と特撮スタッフとの軋轢は、映画そのものの完成度を不安視させるほど。
だが、仕事とは上手く行くこともあればそうでないこともあり、実際には些細な意見の食違いといったものでも、演出(構成)次第では殊更に強調されてしまうこともある、ということのようだ。事実、金子監督自身がこのビデオの内容に関してプロデューサーに抗議したという逸話もある。
なお、この作品には一般発売されたものと限定発売されたものと2ヴァージョンが存在し、こちらはローソンのみで販売された限定版である(どの程度の差異があるかは不明)。また『ガメラ1999』という題名は、パート3の仮題の流用であろう。
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