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「円谷 浩」
投稿日 : 2001/07/28 14:33
投稿者 Excalibur
参照先
先ずは『宇宙刑事シャイダー』から――
JAC出身の大葉健二(=ギャバン)、渡洋史(=シャリバン)といった前任者に比べるとどうしても見劣りする面はあるが、これがかえって訓練半ばで地球へと派遣された未熟な宇宙刑事という設定にぴたりとはまっていたといったら、贔屓の引き倒しになるだろうか。当時はそのマイナス部分がどうしても目についてしまっていたが、今振り返ってみれば新鮮な魅力とも映って見える。
TVスペシャル『ウルトラマンを作った男たち』ではハヤタ隊員(を演じた黒部進に相当する)役で顔見せしていたが、このまま新作を作っても行けそうなくらい不思議と違和感はなかったものだ。
やがて同じくTVスペシャルの『ウルトラセブン/地球星人の大地』では堂々とゲスト主役で貫禄を見せ、『ウルトラマンダイナ』や『ウルトラマンガイア』では若手メンバーの押え役として充分にその存在感を発揮していた。他にも『ウルトラマンティガ』で父・円谷一を演じたのをはじめ、『真田太平記』など時代劇での活躍も印象深い。
体調を崩してマネージャー転進後も、本人は役者復帰の夢を持ちつづけていたとのこと。しかし遂にその願いも叶わず・・・・・・。
考えてみれば父親の円谷一も若くして鬼籍に入り、祖父・円谷英二もけっして高齢というわけではなかったのも何かの縁なのだろうか。
『ダイナ』や『ガイア』のビデオ新作でその姿が見えないのが、必要以上に淋しく思える今日この頃である。
個人的には、常に噂としては存在している<宇宙刑事>シリーズ再開の暁には、是非先輩刑事として顔を見せて欲しいと願っていたのだが、それも実現不可能となってしまったのが実に残念である。
あらためて氏のご冥福をお祈りするものである。
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