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「鈴置洋孝」
投稿日 : 2002/04/04 23:27
投稿者 久保田r
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賢プロダクション所属、愛知県出身、A型。
主な履歴は、波嵐万丈(ダイターン3)、ブライト・ノア(ガンダム)、日向小次郎(キャプテン翼)、イワン・コーネフ、ルパート・ケッセルリンク(共に銀英伝)、レイヴェン(VIRUS)、李波児(金田一少年)、北条真吾(ゴーショーグン)、紫龍(聖闘士星矢)、リン・カイフン(マクロス)、トム・クルーズ(吹き替え)、他多数。

 本当は、ゲームやCDを入れると、もっともっとたくさんの作品に出演されていらっしゃるのですが、さすがに全部は書けないので、主だった作品を数点選びました。鈴置さんに関しては、「私は、このキャラのファン」という、ファンの方それぞれの自分にとっての鈴置キャラというのをお持ちでいらっしゃることと思います。私も本当は、ここに上げていないキャラで、めちゃくちゃ好きな声があるのですが、こればかりは本当に流石にここでは書けない作品のキャラなので、泣く泣く自粛致しました(くっ)。それだけ、鈴置さんというのは大多数の作品に出演されていて、且つ印象に残る役を演じていらっしゃる、演技、質、共に幅の広い声優さんでいらっしゃると思います。
 大学は、東京経済大学ご出身で、その大学のフォークソング研究会創設メンバーの一人でいらっしゃって、歌も上手な声優さんです。声優さんには、歌の上手い方が多いですけど、鈴置さんの声は、台詞のイントネーションに歌うようなブレを感じる時があり、単にキャラクターの台詞を聞いていても、耳に心地よい響きを、台詞とその声の中から感じられることがしばしばあり、本当に声で生きている声優さんなのだな、と感じる声優さんであります。
 鈴置さんは、舞台でもご活躍の声優さんです(「煙が目にしみる」「誰かが誰かを愛してる」「見果てぬ夢」「スターダスト」など)。これからのますますのご活躍に期待です。
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7年目の命日
投稿日 : 2013/08/07(Wed) 17:37
投稿者 久保田r
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 命日は、昨日。子どもたちの夏休み期間中は何かと行事や用事が多く、気忙しく動いているうちに命日が過ぎた。東北の梅雨が例年より一週間ほど遅く明けたせいなのか、ここに来てやっと夏本番を迎えたと実感したのも束の間、暦の上では今日が立秋。体感とは裏腹にこれからは徐々に秋の気配が漂い始めるのかと思うとちょっと寂しい。

 先日、「機動戦士ガンダムUC[ユニコーン]」のepisode 4と5を鑑賞した。両episodeにはブライト・ノアが登場しており、ブライトの声を成田剣さんが担当されている。成田さんは他にも「るろうに剣心」の斎藤一役、「聖闘士星矢」のドラゴン紫龍役の声を担当されるなど鈴置さんの持ち役のいくつかを継承されている。鈴置さんの声のブライトというキャラクターに惚れ込んだ自分としては、成田さんの声がどう響くのか期待半分不安半分であったのだけれど、実際に聞いてみると台詞を発する際の声の抑揚がそっくりなほど似ていて安心と同時にイメージの定着しているキャラクターの声をほとんど違和感なく演じられていることに率直に感動した。今後、成田さんが演じられるブライトの声は、きっと鈴置さんの声と同様に長くファンに愛されることと思う。

 作品のシリーズが長年に渡って数多く作られて行けば、必然と声の交代は行われて行くことと思う。作品が長く愛されるということは、作り手にとってもファンにとっても大きな喜びであるのは確か。愛され続けることの要素が見失われない限り、演じる役者が変わっても過去のシリーズもこれから作られるシリーズもきっと変わらぬ思いで愛され続ける。そんな作品の歴史の流れの中に鈴置さんの声はある。
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6年目の命日
投稿日 : 2012/08/06 18:19
投稿者 久保田r
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 昨日まで連日30度を超す真夏日が続いていたのが嘘のように、今年の命日は遠くで雷が鳴り響き、雨がしとしとしとと降り続き、肌寒いくらいの涼しさの中で迎えた。

 今年はロンドン五輪が開催され各競技の熱戦が繰り広げられて賑やかな夏となっているが、そんな中でも8月6日が近づくと広島に原爆が落とされた「原爆の日」の平和記念式典についての話題が報じられ、そういう話題を見聞きすると今年も鈴置さんの命日が近づいたなぁ…ということを思い出す。ミーンミーンと蝉の声に埋め尽くされる真夏日も命日に相応しい気がするが、連日の猛暑を和らげる雨降りの日も相応しいように思う。

 近頃、鈴置さんが出演されていた作品の続編や関連作品が製作されている。私は全部を見てはいないけれども、タイトルを見ると鈴置さんが出演されていた作品として懐かしさを感じる。次世代へと受け継がれてゆく作品の数々。後年、作品の歴史を振り返った時に鈴置さんの名は必ずそこにある。それらの作品が、みんなに愛されていつまでも生き続けて行くことを心から願う。
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5年目の命日
投稿日 : 2011/08/06 16:55
投稿者 久保田r
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 今年の命日は、いつにもまして悼む気持ちが深い。それは、やはり3月11日にあった大震災のことが大きい。震災の影響は続いており、余震はいまだ収まりをみせる気配がなく連日揺れているし、津波の被災地ではいまだ瓦礫が多く、私自身といえば仕事の量が激減しいつ明日をも知れぬ我が身となるか分からぬすれすれの生活を送っている。今年は、辛抱の年…と自分自身に言い聞かせてみても真夏の暑さは厳しく、鎮魂の月を迎え、いつにもまして亡くなられた方のことが懐かしく寂しく思い出される今年の夏となっている。

 このようなことが起こった今年、鈴置さんは高く遠い場所からどのような思いで日本を見ていらっしゃるのだろうか…と考える。きっと痛ましいお気持ちでいらっしゃるに違いない…と思う。表現者としてなにか出来ることをしたかったのではないだろうか…と想像する。このような時、鈴置さんの生の声を聞きたいと、ないものねだりと知りつつちょっとだけ願ってしまう…。

 こうして今年の命日も寂しさの中で過ぎてゆく…。
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4年目の命日
投稿日 : 2010/08/06 17:46
投稿者 久保田r
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 今年の命日は、全国的にうだるような猛暑が続く中で迎えた。毎年、猛暑だ酷暑だと騒がれ、かと思えば大雨による被害も大きく、暴れ馬ならぬ”暴れ夏”の様相を呈している気象。地球を取り巻く環境の変化に人間がついていけずにいる印象を受ける昨今だが、地球の環境と自然は、今後も温暖化の影響で加速度的に変化していくのみなのであろうか。

 先日、テレビの情報番組で、鈴置さんの原案である「煙が目にしみる」の舞台作品が、大阪のシニア劇団「すずしろ」によりニューヨークはマンハッタンのオフ・ブロードウェーシアターで公演されたことを知った。「煙が目にしみる」は、国内でも高い評価を得ている作品で、生前は鈴置さんご本人のプロデュースする劇団で何度も公演をされたし、他の劇団によってたくさん公演されているほどの人気作品。私も地元の劇場で行われた他の劇団の公演を見に行ったことがある。その多くの演劇人から愛されている作品が、海を越えて公演され、とても心から嬉しく思った。そして、観る人も演ずる人も楽しめる名作を生み出した鈴置さんをとても誇らしく思った。鈴置さんもきっと喜んでいるに違いない。

 自分の住んでいる北国に遅い真夏の気配が近づくと、ふとスイッチが入ったかのように鈴置さんのことを思い出す。またつい先日は、部屋の片付け中に亡くなられる直前の作品を目にしてふいに寂しさが込み上げた。演劇人としてまだまだこれからという年齢で亡くなられた鈴置さんの死は、今思っても悲しい。だけど、鈴置さんの生み出した作品は、今でもその命を多くの人の手によって輝きを得ている。鈴置さんの生きた証しが受け継がれている。
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3年目の命日
投稿日 : 2009/08/06 16:25
投稿者 久保田r
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 亡くなられて3年目の命日を迎えた。昨年は、旅行先で迎えたけれど、今年はジリジリと暑い真夏日の地元で。カレンダーを見ると8月6日は広島に原爆が投下された日であり、一週間後にはお盆の入りであることに気付く。以前どこかで8月は”鎮魂の月”だという言葉を見かけたことがあるが、まさしくその通りだな…としみじみと思う。

 今年は、「ガンダム30周年」ということで、各地で各メディアで様々なイベントが行われている。先日、テレビでガンダムを特集した番組を見、鈴置さんの若い頃の姿に思わず感動。鈴置さんが演じたブライト・ノアは、「ガンダム」作品で数多く登場している。もし、ご存命でいらっしゃったら、今年はきっと多忙な日々を過ごされ、当時のご自分の若い姿を見ては照れ笑いをされたことだろう。

 鈴置さんが出演された作品が多くの人に愛され続けている。「ガンダム」は、きっとこれからもずっと愛され続ける。きっとブライト・ノアの声も後世の人たちに認識されていく。鈴置さんが生きていた証しが作品と共に受け継がれていく。
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亡くなられて丸2年
投稿日 : 2008/08/09 17:25
投稿者 久保田r
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 今年は、旅行中に鈴置さんの2回目の命日を迎えた(旅行の詳細は、私の日記をご覧ください→http://chaos.wewe.jp/b/)。命日に鈴置さんの出身地の愛知県にいたのも何かの縁かも知れないと感じつつ。

 昨年の命日は、まだまだ鈴置さんが亡くなられたことを自分の中で納得していなくて、今もどこかでお芝居をしているような気がしてならなかったのだけど、さすがに丸2年も経つと、鈴置さんがこの世に残してくれた作品として見聞きすることができるようになった。

 とはいえ、例えば「ガンダム」の最初のTVシリーズを見ていると、いかにも声が当時のロボットアニメの調子なので、思わず(うわ〜ブライト熱いな〜)とツッコミを入れた直後に、ふと(鈴置さんのブライトはここから大人のブライトへと成長していったんだよな…)としんみりとしたりする。

 こういった感じ方の繰り返しが、亡くなった方を悼むということなのだろうと思う。鈴置さんが声優で良かったとつくづくと感じている。残して下さった多くの作品は、多くのファンに愛されている。そして、私もこれから鈴置さんの残した作品を大事に見ていきたいと思う。
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1年目の命日
投稿日 : 2007/08/06 16:20
投稿者 久保田r
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 今日は、命日。亡くなられて1年が経った。

 この1年の間に私は何か変わったかというと、ほとんど変わっていなくて、相変わらず心の中でめそめそとしているばかりで、何の進歩もない自分を情けなくも思いながら、それでもこの情けなさに甘んじている自分もいて、これが人の気持ちというものなのだなぁ…と感じ始めている日々。

 最近のアニメやロードショーの吹き替えを聞いていると、鈴置さんよりも若い世代が第一線となって活躍しているので、彼らを頼もしく思い、新しく作られている作品に鈴置さんの声がなくて寂しいというようなそういう思いはないのだが、鈴置さんと同年代の方や年上の方の声を聞くと、つい共演した作品などを思い出してしまい、ふっと一抹の寂寥感を覚える。

 このような寂寥感は、この先も感じる思いだろうと、寂しさに甘んじる日々でいいかも知れない…と自分を許す気持ちが少しずつ生じてきている。心底好きな声優さんだったのだから、寂しくて当たり前なのだと今更ながら許す気持ち…。やれやれ…鈴置さんのこととなるとほとほと自分は形無しだなぁ…と改めて感じる1年目の命日。
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「煙が目にしみる」
投稿日 : 2006/08/22 12:25
投稿者 久保田r
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 2006年8月6日、肺癌のため急逝。享年56歳。

 訃報のショックはかなり大きくて、これを書いている現在でも悲しみに囚われている真最中で、何をどのように書いたら良いのか見当が付かない状態なのですが、それでもここに記事を書かないことには、私はこの先もずっとサイトに復活するのが困難であると思えるので、勇気を持って書く次第。

 私にとって「鈴置洋孝」という存在は、映像を見ること本を読むこと音を聴くことの心の拠り所であったので、56歳という若さでこの世を去ることを夢にも思っていなかった私は、訃報に接し非常に大きなショックと悲しみに襲われた。何故。何故。一体何故。つい2週間ほど前に最新作のドラマCDを聴いたばかりで、その声はいつもの鈴置さんの声であったしブックレットに収まっている写真も穏やかな微笑だ。病魔に襲われているとは思えないいつもの穏やかな微笑だった。その鈴置さんが突然この世を去った。

 愛してやまない鈴置さんの声がもう新しく吹き込まれることはないのだという事実が、想像以上に私を打ちのめした。鈴置さんが生きていて、舞台に声優に活躍し、その声を聴くことが心の拠り所であったので、それを失った今、自覚していた以上に「鈴置洋孝」という存在に依存していたことに気づき、深く悲しみに囚われた。実際には会ったこともない単なる一ファンでしかない自分だが、心の中ではとても大きな支えだった。その大きな心の支えの人が、現実に亡くなったという事実を私は私の心に言って聞かせなければならない。事実を受け入れることをしなければ、私は次に進めない。しかしそれは非常に時間のかかる作業で、亡くなられたからはい次の心の支えという具合には割り切れない。一途に好きだった分、しばらくは鈴置さんの出演した作品を見る度に悲しい思いに囚われるだろう。生きていたらこんな役の声もあんな役の声も聞きたかったと胸の痛い思いをするだろう。でもそれらを繰り返して私の心は事実を受け止めていく。

 こんなに急に亡くなられた鈴置さんの命を思い、複雑な思いが込み上げて来る。私は常に命は大切にしなければと、自分と家族に言い聞かせているが、鈴置さんはご自分の命を大切にされて亡くなられたんだろうかとふと考える。あまりにも早過ぎる突然の死ゆえに、思い残すことはなかったろうかと思いを馳せてしまう。突然ファンを置いてけぼりにして去ってしまった鈴置さんは、今は穏やかに眠りに就かれていることだけを切に願う。

 安らかに…穏やかに…鈴置洋孝さんのことを振り返れる日がいつか来ることを願って──。
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「指輪物語」?
投稿日 : 2003/03/15 13:28
投稿者 Excalibur
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最近発売された『ロード・オブ・ザ・リング/指輪物語』の日本語吹替版ビデオ、及び再発売されたDVDのジャケットにはCAST(声の出演)として
  フロド・・・・・・・・鈴置洋孝
  ガンダルフ・・・八奈見乗児
  アラゴルン・・・千田光男
と書かれてある。
でもガンダルフの八奈見さんはともかく(千田さんの声はよく知らないもんで)、フロドの声はどう聞いても鈴置さんの声じゃない。ジャケット見た時は今回の発売に合わせて新録したのかとも思ったのだけれど、これ公開当時の録音だよなぁ(1979年に吹替版で公開してる)。八奈見さんの声も若いし(というか、以前発売されていたビデオと同じだと思うけど、覚えてない・・・)。当時のパンフにも吹替版キャストは書かれていないので確定は出来ないけど、聞いた感じでは大滝進矢さんかな?? ただ、その頃大滝さんって声の仕事をしてたのかが疑問。『戦闘メカ ザブングル』は1982年だし。
それにしてもなんでこういうことになったんだろう?これじゃうちの相方みたいに、間違えて買っちゃう人が出るぞ(苦笑)。
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鈴置洋孝さんリスト
投稿日 : 2002/04/23 23:44
投稿者 久保田r
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 鈴置さんの声に惚れ込み、はまりにはまった結果、とうとう鈴置さんのリストまで作ってしまいました。
 声のお仕事を中心にその数300作以上。これからどんどん増えて行くであろう鈴置さんリストへは、こちらから飛んで下さいませ→http://chaos-i.com/sh.html
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Re: 「鈴置洋孝」
投稿日 : 2002/04/14 20:15
投稿者 Excalibur
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『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイと、『聖闘士星矢』のペガサス星矢。
どちらも演じているのは古谷徹である。
アムロは内向的な少年、方や星矢は熱血漢とキャラクターは色分けされてはいるものの、
古谷徹というフィルターを通した場合、極端な差は感じられない。
ではこの2人を取巻くキャラと比較した場合はどうか。
アムロにはブライト・ノア、星矢にはドラゴン紫龍を挙げてみるが、ブライトと紫龍にはちょっと共通項が見つけにくい。で、その両方のキャラクターを演じているのが鈴置洋孝であり、それがこの人の持ち味である「幅の広さ」を現していると思うのだ。
また、この「幅の広さ」だが、仮にそれぞれの作品で別の役を与えられたとしても結構いけるんじゃないかな。
例えば『星矢』ならフェニックス一輝やキグナス氷河、あるいは黄金聖闘士のメンバーなどなど。『ガンダム』ならスレッガー・ロウなんかどうだ? シャアだって不可能じゃないはず(『アリオン』でアポロンを演じているんだし)。
勿論今は固定されたイメージが強いから拒否反応があるだろうけど、白紙の状態で考えるとそんなに悪くはないと思うけど・・・?
でも、古谷徹だとこうはいかないだろう。それが悪いというんじゃなくて、それが2人の持ち味の差、なんだと思う。
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