トップページ > 記事閲覧 
「甲斐バンド&甲斐よしひろ グレイテスト・トリビュート・コレクション 〜グッド・フェローズ」
投稿日 : 2011/08/30 15:49
投稿者 久保田r
参照先
2004年8月25日 ユニバーサルJ

(1)HERO 〜ヒーローになる時、それは今/大黒摩季とフレンズ
(2)風の中の火のように/DA PUMP
(3)テレフォン・ノイローゼ/キンモクセイ
(4)裏切りの街角/M.C. A・T
(5)陽の訪れのように/山口智充
(6)漂泊者 〜アウトロー/高橋克典
(7)安奈/松岡充
(8)かりそめのスウィング/石川セリ
(9)BLUE LETTER/HOUND DOG
(10)破れたハートを売り物に/INSPi
記事編集 編集
Re: 「甲斐バンド&甲斐よしひろ グレイテスト・トリビュート・コレクション 〜グッド・フェローズ」
投稿日 : 2011/08/30 15:50
投稿者 久保田r
参照先
 甲斐よしひろさんのデビュー30周年記念としてリリースされたオフィシャル・トリビュート・アルバム。甲斐バンド時代のヒット曲「HERO 〜ヒーローになる時、それは今」「安奈」〜KAI FIVEのヒット曲「風の中の火のように」までをバラエティ豊かなアーティスト陣がそれぞれの個性を活かしたアレンジで歌っている。

 ”カヴァー”は、甲斐よしひろさんが「10 Stories」や「翼あるもの」などのアルバムで以前から取り組んでいたが、他のアーティストの方が甲斐さんのカヴァーをするのはあまりないことかも知れない。ロックアーティスト、ダンスミュージックグループ、ヴォーカルグループなどのミュージシャンから俳優、芸人まで、幅広いジャンルのアーティストが顔を揃えて甲斐よしひろさんのヒット曲の数々を歌っている。

 参加アーティストのそれぞれのジャンルというものがあるので、アルバム全体の一体感を楽しむというよりも一曲ごとにそのアーティストのアレンジと個性を楽しむというような作りとなっている。(1)「HERO 〜ヒーローになる時、それは今」は、大黒摩季さんらしいリズミカルな弾むような歌となっているし、(2)「風の中の火のように」DA PUMPと(4)「裏切りの街角」M.C. A・Tは、原曲のイメージとは異なる色合いのアレンジとなっていてアーティストの個性が感じられる作り。(6)「漂泊者 〜アウトロー」は、俳優である高橋克典さんらしい思い切ったアレンジとなっているため、オリジナルを知っていると少々驚くかも知れない。

 山口智充さんが弾き語りで歌っている(5)「陽の訪れのように」は、甲斐バンドの曲が好きだったという山口さんの温もりが伝わってくるような選曲とヴォーカル。石川セリさんの(8)「かりそめのスウィング」は、見事な雰囲気。少し気怠げで大人の女性のかわいさを含んだヴォーカルが、楽曲の世界観を完璧なものとしている。

 甲斐さんがカヴァーを手掛けると、オリジナルとは180度違う角度からアプローチをすることがあるが、このトリビュートアルバムは、そういうような切り口はなく、アーティストの個性を活かしたアレンジでまとまっている。肩の力を抜いて気楽に聞くことのできるアルバム。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -