「ラブ・ソングス」 シェネル
投稿日 | : 2014/02/26(Wed) 14:53 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
2011年7月20日 EMIミュージックジャパン
(1)ベイビーアイラブユー (オリジナル:TEE)
(2)sunshine girl (オリジナル:moumoon)
(3)For you (オリジナル:lecca)
(4)so sick (オリジナル:Ne-Yo)
(5)SAKURA (オリジナル:いきものがかり)
(6)Everything (オリジナル:MISIA)
(7)ガラス越しに消えた夏 (オリジナル:鈴木雅之)
(8)Missing (オリジナル:久保田利伸)
(9)すべてをあなたに (オリジナル:ホイットニー・ヒューストン)
(10)Loveing you (オリジナル:ミニー・リパートン)
(11)Without you (オリジナル:デビー・ギブソン)
(12)上を向いて歩こう (オリジナル:坂本九)
(13)Missing (オリジナル:久保田利伸)※ボーナストラック
Re: 「ラブ・ソングス」 シェネル
投稿日 | : 2014/02/26(Wed) 14:55 |
投稿者 | : 久保田r |
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ロサンゼルスを拠点に活動している歌手、シェネルさんによるカバー・アルバム。収録曲は、洋楽と邦楽からセレクトしたラブ・ソングにて構成。R&B、レゲエ、ソウル、ダンスなど多彩なアレンジで”シェネル・ワールド”を展開。「上を向いて歩こう」とボーナストラックの「Missing」の2曲は、日本語詞による歌唱。
劇場作品『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌「Believe」の大ヒットにより切ない系のラブ・ソングの歌手として定着したシェネルさんのボーカルに興味を持って聞いてみた。「Believe」は、メロディーの壮大な盛り上がりとドラマチックな歌詞がマッチしている素晴らしい楽曲で、この曲を歌うシェネルさんの少し掠れ気味のボーカルがとても魅力的であったため、この声で歌う他のラブ・ソングはどんな風に響くのだろうかと興味を持ったのが動機。
アルバムを聞いて思ったことは、意外にも軽めな仕上がりという印象。ほとんどが英語詞ということでオシャレではあるのだけど、全体のアレンジがあっさりとしていて音楽としての聞き応えがやや薄い。シェネルさんのボーカルは低めなので、軽いノリのアレンジとの相性が可もなく不可もなくといった感じになっており、楽曲の表現力にやや物足りなさが感じられた。そのため通して聞いているとアルバムの山場というのが感じられず、始めから終わりまで一定しているという印象に。インパクトのある「ベイビーアイラブユー」がトップにあるという構成は、ノリを掴むという点ではO.Kではあるのだけど、アルバム全体を引き締めるまでに至ってないのが残念。アレンジとボーカルに今後さらなるメリハリのある表現力を期待したいところ。