
「BE MY ONE」 及川光博
投稿日 |
: 2020/05/03(Sun) 16:40 |
投稿者 |
: 久保田r |
参照先 |
: |
2020年3月18日 ビクターエンタテインメント
□ CD
(1)Purple Diamond
作詞:及川光博 作曲:小松一也・今井千尋
(2)Q.I.D.
作詞:及川光博 作曲:大久保薫
(3)未熟者にはわかるまい。
作詞:及川光博 作曲:御供信弘
(4)悲しみで胸がいっぱい
作詞・作曲:及川光博
(5)BE MY ONE
作詞:及川光博 作曲:小松一也・Carlos.K
(6)ラブ・アンドロイド
作詞・作曲:及川光博
(7)Shake me, darlin'
作詞:及川光博 作曲:OiCHAN
(8)抱き枕
作詞・作曲:及川光博
(9)バラ色の人生 <2020>
作詞:及川光博 作曲:生熊郎朗
□ DVD
(1)BE MY ONE【Music Video】
(2)バラ色の人生 <2020>【Music Video】
(3)BE MY ONE【Music Video Making】
A4サイズジャケット
A4小サイズポートレイトカード
オリジナルチケットホルダー


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Re: 「BE MY ONE」 及川光博
投稿日 |
: 2020/05/03(Sun) 16:48 |
投稿者 |
: 久保田r |
参照先 |
: |
前作から2年振りとなる新作オリジナル・アルバム。タイトルチューンでありリード曲の「BE MY ONE」がアルバムの顔となっており、全編に渡ってEDMを主体としたファンキーな仕上がりのアルバム。
昨年は、スケジューリングのミスから曲が間に合わずアルバムのリリースが見送られ、新作アルバムなしの状態でライブツアーが行われた。そのツアータイトルが「Purple Diamond」で、このタイトルを気に入った本人が同タイトルの新曲を作り、アルバムの出だしとなる(1)曲目に配したことでツアーから今作のオリジナル・アルバムへとスムーズに繋がっているという流れ。
「Purple Diamond」と、アルバムのリード曲となる「BE MY ONE」は、同じ作曲者がEDM調で作っているため曲のテンポと雰囲気がよく似通っている。そのためどちらのグルーブ感もノリよく聴くことができるが、「BE MY ONE」のアレンジの方がより都会的な雰囲気を演出しており、また詞も優しく流れるように耳に馴染むことからアルバムタイトルにふさわしい一曲となっている。及川光博さんらしい曲ではあるものの、珍しく男性コーラスが入っていることによってこれまでとは異なるセクシーさを感じる楽曲にもなっている。
他の曲もそれぞれに及川光博さんならではのワードで歌われていて、総じて楽しいアルバム。「未熟者にはわかるまい。」では、今の及川光博さんの年齢から見た若者への指摘なのかと思いきや「神の意思などわかりゃしないのさ」の一言で人類全体への指摘と気づいてハッとしたり、「悲しみで胸がいっぱい」では、現代社会に定着したSNSによって乱される恋心の切なさに共感できたり、「Shake me, darlin’」では、表向きは普通のサラリーマンがアイドルに強烈にハマっている姿を描いていたりと様々な視点が綴られていて楽しい。
「ラブ・アンドロイド」から「Shake me, darlin’」から「抱き枕」への流れは、歌詞の内容から納得はできるものの「Shake me, darlin’」から「抱き枕」へは、曲調の違いが大きくて毎回カクッとなってしまうのは私だけだろうか。バラードとしては「抱き枕」の詞の愛情表現が快いのだが、セクシーさでは「ラブ・アンドロイド」の方が私的にはそそられる。制約が多く生身からかけ離れたストイックな色っぽさ。それを夢オチにしている点がお茶目かと。ファンにとってはお馴染みのフレーズも、現代的なアレンジと近未来的な装いをまとっていることで新感覚なアルバムとなっている。
ラストの「バラ色の人生 <2020>」は、今年ならではのタイミングでの収録。いつかは訪れるであろうアーティスト活動の終止符はかくあるべきなこの曲は、これからも節目ごとに収録して欲しい曲。今回はSWのTシャツを着て歌った模様。(なるほど。その頃に収録したのね)と予想できるシーンがMusic videoに収められている。

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DVDレビュー
投稿日 |
: 2020/05/03(Sun) 16:46 |
投稿者 |
: 久保田r |
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: |
「BE MY ONE」のMVは、エメラルドグリーンが映えていて鮮やかさと滑らかさが印象的な仕上がり。女性ダンサーたちの絶妙な短さのスカート丈が美しい脚線美を描き、そのセンターに立つ黒一点の及川光博さんがこれまたセクシーな美しさ。着けるのに手間取ったという緑色のカラーコンタクトが効を奏していて、ぶりっ子な顔のアップにも思わず目尻が下がってしまうほど。
中盤から入る女性と2人だけのダンスシーンは、出だしの及川光博さんの立ち姿がとても素晴らしい。立っているだけで場面の物語をイメージさせる雰囲気はさすが。役者としての一面が垣間見える瞬間。
ソファーのシーンは、セクシーさの中にも可愛らしいあざとさが顔を見せており、歌の出だしの「胸キュンです」が味わえる映像の数々。
「バラ色の人生 <2020>」のMVは、元のMVの合間合間に、その後のライブ映像を挿入している構成。ライブ人生を振り返る内容となっていて、若い頃から現在への変遷を一曲で楽しめるお得なMV。見どころばかりを繋いでいるため、何度見ても楽しめるのがいいところ。途中、新たに歌を録音したレコーディングシーンが入っている。
「BE MY ONE」のメイキングは、及川光博さんのお茶目な表情がたくさん見れるファンには嬉しい映像。後半に入っている撮影スタッフとのやりとりには、見ているこちらもつられて笑ってしまう。

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