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「歌姫ベスト〜25th Anniversary Selection〜」 中森明菜
投稿日 : 2008/10/15 16:12
投稿者 久保田r
参照先
2007年1月17日 ユニバーサルシグマ

(1)リバーサイドホテル (LIVE ver.)
(2)ダンスはうまく踊れない
(3)魔法の鏡
(4)チャイナタウン
(5)黄昏のビギン
(6)色彩のブルース
(7)桃色吐息
(8)愛はかげろう
(9)恋の予感
(10)窓
(11)傘がない
(12)秋桜
(13)別れの予感
(14)異邦人
(15)瑠璃色の地球
(16)いい日旅立ち
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Re: 「歌姫ベスト〜25th Anniversary Selection〜」 中森明菜
投稿日 : 2008/10/15 16:12
投稿者 久保田r
参照先
 3作リリースした「歌姫」シリーズからバラード曲を中心にセレクトされたベスト盤。男性アーティストの曲あり、女性アーティストの曲ありと、オリジナルを歌っているアーティストの性別にとらわれず、”ボーカリスト・中森明菜”の歌唱で丸々包み込まれている。

 「歌姫」シリーズのアルバムは実のところどれも聞いたことがないのだが、このベスト盤を聞くことでおおよその雰囲気が掴めるように思った。もともと歌の上手い人であるので、どの曲を歌っても聞かせてくれる歌唱に仕上がっているし、選曲がどれも中森明菜さんのボーカルのイメージと合ったものばかりなので「外れ」といったものがなく、しっとりと室内に流れるBGMを聞いているような心持ちで聞くことのできる、落ち着いた出来のアルバムとなっている。

 柔らかみのある低音が魅力の中森明菜さんのボーカルは、ジャズやブルースの雰囲気を持っているように思うので、もう少し所々で迫力のあるボーカルを聞かせてくれたらアルバム全体に抑揚が生まれて良かったように思う。とはいえ、どの曲も中森明菜さんらしさの中で歌われているので、ボーカルに無理がなくて聞きやすい仕上がり。正直、ここまでまとまりがあるとは思わなかった。楽曲のアレンジも統一感があって良かった。

 アルバムの導入部となる(1)「リバーサイドホテル (LIVE ver.)」が、このベスト盤の性格を位置づける良い出来。全曲ライブ・バージョンでも良いくらいの雰囲気のあるアルバムとなっている。私的に(6)「色彩のブルース」に注目。もうちょっと迫力があっても良いような気もしたが、それでもアルバム全体の枠に収まるボーカルで個性の強い曲を上手くまとめている。(16)「いい日旅立ち」は、2006年公開の映画「旅の贈りもの-0:00発」の主題歌。このベスト盤の為の新録カバーとなっている。
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