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「The Best Year Of My Life」 オフコース
投稿日 : 2006/10/17 15:37
投稿者 久保田r
参照先
(1)恋びとたちのように 詞・曲:小田和正
(2)夏の日 詞・曲:小田和正
(3)僕等の世界に 詞:小田和正/曲:松尾一彦
(4)君が、嘘を、ついた 詞・曲:小田和正
(5)緑の日々 詞・曲:小田和正
(6)愛を切り裂いて 詞:小田和正/曲:松尾一彦
(7)愛よりも 詞:大間仁世、松尾一彦/曲:松尾一彦
(8)気をつけて 詞・曲:小田和正
(9)ふたりで生きている 詞・曲:小田和正
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Re: 「The Best Year Of My Life」 オフコース
投稿日 : 2006/10/17 15:40
投稿者 久保田r
参照先
 このアルバムは当時よく聞いていた。高校生になったばかりの頃で、このアルバムを聞くと当時の友達を思い出す。友達の一人にオフコースの好きな男子がいて、付き合っていた彼女にギターの弾き語りでこのアルバムの中の歌を歌っていた。私はそれを溜まり場にしていた場所で聞くともなしに聞いていて、ゆったりとした放課後を過ごしていたことを覚えている。このアルバムは、私の高校生活初期の大事なBGM。

 さて、このアルバムは、メインギタリストであった鈴木康博が抜けた後の残ったメンバー4人による新生オフコースの第一弾アルバム。小田和正のパートナーであった鈴木康博が抜けた衝撃は大きく、当時大きく取り上げられ、その後の動向が注目されたが、このアルバムの登場によってオフコースの今後が示された。

 4人となった新生オフコースということに加え、時代は奇しくもアナログからデジタルへ移行しようとしている最中の激動の'80年代で、音楽面でも歌詞の面でもそれまでのオフコースとは一線を画している。従来のファンには受け入れられなかった人もいただろうし、逆に斬新な表現に新鮮味を覚えたファンもいたことだと思う。いずれにせよどのような音楽活動を展開しても賛否両論が巻き起こるのは確実なことで、その中でどう自分たちの音楽を表現していくかということを試行錯誤を重ねそして実験的な意味合いも込めてこのアルバムを作ったのは、価値のあった活動だと思う。あの時点で踏み止まっていては、現在の小田和正の音楽は誕生し得なかっただろうし、その後の人生も現在のような音楽活動に繋がらなかっただろう。そう言えるほど、このアルバムに収められている曲たちには、現在の小田和正の音楽へ繋がるルーツがある。

 (4)「君が、嘘を、ついた」は、それまでのオフコースらしさから距離を置いたタイトルと歌詞にインパクトさを覚える。そして、(3)(6)(7)の松尾一彦がヴォーカルをとっている曲も新鮮。この中で最も気に入っている曲は、(5)「緑の日々」。この曲の歌詞の優しさと曲の響きが心にしっとりと染み渡る。
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