作詩・作曲：谷のぼる/編曲：高田 弘

映画『実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン』と同時上映の『ウルトラ６兄弟VS怪獣軍団』の主題歌である。
作詩・作曲の谷のぼるというのは、実は当時の円谷プロ社長、故・円谷皐氏のペンネームである。
作品自体が、タイを舞台にした話で、前半というかほとんど伝説神ハヌマーンばかりが活躍というかモンキーダンスばかりしているから(爆・・・ハヌマーンは猿の神様)、シリアスなＳＦやドラマは期待できないのであります。そろそろナンパ文化が浸透して来て、作品もずっとお子様ランチ的な内容になったのかもしれない。
そういうわけで、個人的にはオモシロおかしく見ることが出来て好きな作品ではありますが、曲はどうも思い入れがありませんです。
子供の時でも、ウルトラシリーズはリアルタイムで見たウルトラマンレオなどの後期の作品より再放送で見た初期のシリーズの方が良いと思っていました。ウルトラマンにある種のヒーローの悲哀も感じていた人間に、いきなり「宇宙の王子」と言われましてもちょっとイメージが・・・という感じでした。
製作者自身であっても、必ずしも作品の良し悪しを完全には把握できないものということなのであろうか、映像の専門家でも音楽という別のジャンルでイメージを表現するにはそれ相応の専門的な能力が必要ということなのかもしれない。
せめて作曲ぐらいはお任せできなかったのだろうか？これも予算の関係？
ささきいさお氏の良さもこの楽曲では出て来ないだろう。
・・・という訳で酷評でスイマセン。別に悪い出来だとは思いませんが。

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自分は大好きです。この歌。
カッコいいと思います。ささきさんの歌声も。

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