トップページ > 記事閲覧 
「輝け!8人ライダー」
投稿日 : 2001/12/31 23:41
投稿者 梶原正義
参照先
作詩:八手三郎/作曲:菊池俊輔/編曲:武市昌久

"スカイライダー"こと『仮面ライダー』の劇場版『仮面ライダー 8人ライダーVS銀河王』の挿入歌である。後にTV版のEDに水木一郎氏のボーカルで使用されている。
ライダーシリーズに相応しく、菊池俊輔氏による曲で、ささきいさお氏のボーカルとくればもう黄金コンビである。
しかし、今回は新たに武市昌之氏が編曲者として参加しており、ライダーシリーズに新機軸を持ち込むことになった。この頃の武市氏のアレンジといえば、コンピューター・テクノ系音楽が流行し始めてきた時代背景も手伝って、ピコピコ系の音づくりが目立つ。何しろ"ラーメンに感謝のベストヒットUSA"小林克也氏のDJ風英語をフューチャーし、またシンセ・プログラミングをYMOなどを手掛ける松武秀樹氏が担当するなど随分いかにも当時の"時代"を感じさせる新しい音づくりがなされている。
因みに当時この英語は佐々木功氏だと思われていたそうだが、どう聴いたって小林克也氏である^^;。
コーラスはNHK教育の"できるかな"で有名なザ・チャープスで、シティな感覚のコーラスが特徴だが、ささき氏とはこれも初めての組み合わせだ。
こうした新たなスタッフによる菊池氏の楽曲にしては随分雰囲気の違う仕上がりになっている。言われなければ気がつかないほどに料理しまくられている感じだ。
こうした音楽的な変化の中で、ささきいさお氏も随分瑞々しいボーカルを聴かせてくれている。ライダーシリーズといえば水木一郎氏というイメージが強い訳で、その中で初めて担当できた喜びもあったのかもしれない。
ところで皆さんはこの歌の佐々木氏の"るぁいだぁぁぁ!"という独特の発音が耳に残っているかもしれない。これは推測だが、「秘密戦隊ゴレンジャー」でも述べたエ
ルビス・プレスリーの「SEE SEE RIDER」の発音によく似ている。ちょっとした遊び心が伝わって来るようだ^^。
とはいえ、"ワンツー"とか"ダダダダダ ジャンプ"などのカタカナの多い歌詞はエアロビクスみたいで(爆)、そもそもライダーシリーズのイメージに合っているのかどうか疑問だが、佐々木さんの持ち味を引き出しているのかもちょっと疑問だ。まぁ、80年代初頭はこの手のシンセサウンド全盛で、単なる流行りものとして今聴くと逆に"古臭く"感じるものも多いから無理もないが。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -