モーツァルトの項目があるんだから、サリエリがあったっていいじゃないか、ということでスレ立て。
アントニオ・サリエリといえばモーツァルトを毒殺したということで一躍有名になってしまいましたが、他にもモーツァルトの作品から盗作したなど、この二人を巡っては色々スキャンダラスな噂が絶えなかったようですが、いずれも何の証拠もなく、後年死の床にあったサリエリは弟子に涙ながらに無実を訴えたとか。むしろレオポルド２世の戴冠式では自らモーツァルトのミサ曲を選んで演奏するなど、人一倍モーツァルトを評価していた人のようでもある。葬儀にも友人として参列しているそうだ。
ハイドンとの交流があったり、リストやシューベルト、それにベートヴェンのお師匠さんだった！　などというのは立派なトリビア・ネタか。サリエリの書いた曲をモチーフにしたモーツァルトの曲があったり、サリエリに捧げられたベートーヴェンの曲がある、というのもトリビアだろう（どちらも聴いたことないけど）。サリエリの書いたオペラに感激したのは、若き日のベルリオーズだし。
しかしこうやって色々名前が挙がりますが、この時代って優れた作曲家が綺羅星のごとくいたんですなぁ。
肝心のサリエリの書いた曲ですが、これといった特徴はないものの、親しみやすいメロディです。

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