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「宮川 泰」
投稿日 : 2006/03/23 13:05
投稿者 久保田r
参照先
昭和6年3月18日〜平成18年3月21日 75歳 北海道留萌市出身
代表曲にザ・ピーナッツ「恋のバカンス」、「宇宙戦艦ヤマト」など


 私にとって宮川泰氏というのは「宇宙戦艦ヤマト」で、「ヤマト」の音楽で育った私には実に偉大な存在で、その偉大な人物が急死され、心の中にはぽっかりと大きな穴が空いた…。

 亡くなられても私が愛している「ヤマト」の音楽は永遠に不滅なのだが、近年「新ヤマト」の企画が立ち上がり、新曲を含んだアルバムが発売された時には、子供の頃のわくわく感が一気に蘇り、終わったと思っていた「ヤマト」の音楽が新曲としてこれからも聞けるかも知れないという期待感が自分の中に生まれていただけに、今度のことは非常に辛い…。とても悲しい…。人の命には限りがあり、それが時には突然に訪れることがあるということが、こんなに悔しく思うことはなく、訃報に接して一夜明けた今でも信じたくない思いが強く、心の中に空いた穴を埋めようとする努力を拒否している状態…。人には事実を受け止める力があるというが、それが私にはまだだいぶ時間が必要とされ、大変重要且つ重大な事実なのだということが、重圧として私に伸し掛かっている…。

 思い出として覚えているのは、今から23年前「ヤマト 完結編」公開の頃、「ビートたけしのスーパージョッキー」という番組にレギュラー出演されていて、私は宮川泰氏見たさに(その手のバラエティは苦手だったのだが)その番組を見ていた。担当されていたコーナーは映画紹介のコーナーで、新作映画を中心に軽快なトークをされていた。どんな映画を紹介していたのかはもう覚えていないが、唯一覚えているのが「ヤマト 完結編」。映像と共にスラスラとストーリーを紹介する先生の姿はとても頼もしかった。そして「なんとヤマトが爆発するんです。爆発」と、熱く語っている時、傍らにいたビートたけし氏が「自分が音楽担当しているもんだから…」と笑いながらコメントしていたのをよく覚えている。

 宮川泰氏のトークは、軽快でユニークで明るくて人柄がよく表れていた。今度のことは突然のことで周囲を含めご本人が一番驚かれていることと思うが、天国でも軽快なトークと素晴らしい音楽で観客を魅了していることと思う。どこへ行っても人気者の宮川泰氏。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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