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「実録鬼嫁日記◎仕打ちに耐える夫の悲鳴」 カズマ(鬼嫁被害者の会会長)
投稿日 : 2005/02/25 13:34
投稿者 久保田r
参照先
2005年1月31日 (株)アメーバブックス
URL http://yugure.ameblo.jp

 「_| ̄|○」
  ↑ このマークが全てを物語っている本。文中至る所に鬼嫁の仕打ちに涙する夫を表すこのマークが登場する。

 「第1回アメーバブログ総合ランキング 第1位」を獲得したブログの書籍化で、全編に渡って鬼嫁の仕打ちに耐える夫の苦悩について書かれてあるが、今すぐ離婚になるとか殺傷沙汰になるといった悲壮に満ちた話ではなくて、広い意味でとある一家のこれはこれで円満です、といった家庭の日記。いわゆる自虐ネタの一つだと思う。

 昨今は「鬼嫁」ブームで、嫁に虐げられる夫をテレビなどで見かけるが、これは現代の愛情表現の一つになって来ていると思う。女性の立場が強くなったと言われて久しいが、今まで女性が感情を表沙汰にして来なかったので夫が嫁の気持ちについて知らないことが多く、それ故の気持ちのすれ違いによる離婚が多かったが、嫁が自分の感情をオープンに曝け出し、ぶつけて来ることは、将来的な離婚を回避している行動だと思う。この人に私のわがままをぶつけてもダメだわ、と、思った男性とは結婚には踏み切らない。今横にいる夫は、選びに選んだ男性なのだ。

 「鬼嫁」という言葉のインパクトから、生理的に受け入れられない人もいると思うが、これは読む人を想定して多少誇張して書いてあるようなので、娯楽として読むのによいと思う。鬼嫁の行動に対して理不尽且つ身勝手、と、怒るのも人それぞれの感想ですが、著者が最後に書いているように「辛いことを楽しさに変える努力をするのも、結婚生活には大切なことなんだろう」と、私も同じように思いますので、育児休暇を男性も取れるようになった現代、家庭にもこんなにスリリングな出来事が日常的に転がっているのだ、と、折角築いた結婚生活を維持する大変さを嫁と共に楽しんで下さい。きっと年を取ってから共通の話題に事欠かなくて、末永く夫婦でいられること間違いなし。それが変わり行く現代の愛情を乗り越える術。そして、世の中の嫁達よ。気持ちを夫にぶつけましょう。暗い気持ちを溜め込んで夫の定年退職後に一気に離婚という手立ても今ではありますが、折角選んだ結婚相手、出来ることなら末長く感情のぶつけ先になってもらいたいではありませんか。
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