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「Santa Fe/宮沢りえ」 篠山紀信
投稿日 : 2000/12/07 02:38
投稿者 久保田r
参照先
1991年11月13日 朝日出版社発行

ひと頃話題になった写真集。
この頃は、しょっちゅうこの写真集の話題を耳にしましたし目にしました。各TV局のワイドショーではこぞって取り扱い、書店では売り切れ続出。これだけのセンセーショナルを巻き起こしたその時の宮沢りえさんのオーラたるや、凄いなぁ、と、本当に”凄いなぁ”と、この一言に尽きます。
重版に継ぐ重版で、私が持っているものは第1刷から9日後発行の第7刷です。たった9日で第7刷。当時の話題振りがこんなところからも伺えます。
写真、というのは、我ながら野暮ったい表現だと思いますが、記念であると思っています。その瞬間瞬間の記念。連続シャッターで捉えても、1コマ1コマの表情は微妙に違っていて、そんな1コマ1コマ全部が記念なのだと思っています。
この写真集に収められている宮沢りえさん。全ページで、撮影されたその瞬間の記念を見ることが出来ます。
何故この年齢であったのか、と、考えて見てみると、結構興味深いテーマだったりします。写し出されているのは等身大の宮沢りえさん。そこには、大人であり少女である微妙な美しさが見えます。大人の格好をした背伸びしている女の子ではなく、少女のように演出された大人の女でもない。この年齢でしか伺い知ることが出来ない微妙な美しさ。見る加減で少女にも大人の女にも見えるこの微妙な美しさのバランスが、魅力であると、私は思いました。
人生の中でどの瞬間に写真を撮るか。彼女の美しい瞬間の写真集です。
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当時の思い出から・・・
投稿日 : 2001/01/17 21:40
投稿者 Excalibur
参照先
噂だけが先行していたので「本当に出るのか?」「どんな内容なんだ?」と注目を集めていた中での『朝日新聞』の1ページ広告。
そのインパクトは、写真集の出版より前に社会現象を巻き起こすほどセンセーショナルなものだった。
女性のオールヌードの写真が四大紙に掲載されたのは、後にも先にもこの時だけのはず。出版元が系列会社だということを差し引いても、これは快挙と言えるかもしれない。
但し、広告の衝撃度に比べれば写真集そのものは大人しめ、という印象がある。
中味そのものよりも、トップアイドルが人気の頂点でヌード写真集を出版するという事実の方に意義が見出せるということか。
不幸なことに、これ以降の彼女は数々のスキャンダルに見舞われて低迷。若くして既に半ば<伝説>の存在となってしまった感がある。
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