「日本一短い「家族」への手紙/一筆啓上」 福井県丸岡町
投稿日 | : 2000/12/21 23:30 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
1995年4月16日 (株)大巧社
福井県丸岡町が募集した「日本一短い「○○」への手紙」シリーズの第2弾。第1弾は、「日本一短い「母」への手紙」。
この「日本一短い「家族」への手紙」の中には、一筆啓上賞〜佳作までの240遍が収められています。
家族宛の手紙ですので、様々な立場での「日本一短い手紙」を読むことが出来ます。
子供から母へ、親から子へ、孫から祖父母へ、祖父母から孫へ、ペットに宛てた手紙であったり、中には命を亡くしてしまった家族宛であったり・・・。
この1冊の中に、1作1作は短い言葉であるけれど、短いからこそ言外に溢れ出る思いやりや優しさに触れ、自分にも思い当たる節があってはドキっとし、時には涙を流したり・・・。普段は恥ずかしくて口に出来ない家族への思いが込められているように思いました。
家族・・・。一番最後には帰りつきたい場所だなぁ・・・と思った1冊でありました。