「007はコネリーの番号」 御伽夜与一
投稿日 | : 2001/08/22 23:12 |
投稿者 | : Excalibur |
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さくら出版の「買いたい新書」シリーズの3冊目。凝ってるというかふざけてるというか、まぁ良く考えましたな、というシリーズ名であります。
で、この本はというと、ジョージ・レーゼンビーもロジャー・ムーアも、ティモシー・ダルトンももちろんピアース・ブロスナンもダメ! ジェームズ・ボンドはショーン・コネリーじゃなきゃ!! と考えている著者が、如何にコネリーが素晴らしかったか、そしてボンドに相応しかったかを滔々と説き、なんとかコネリーをボンド役に復帰させたい!と主張しているトンデモナイ、いいや素晴らしい本です。コネリーを偏愛しているといっても他の4人を扱下ろしているわけではない点もポイント高いです。それでも、データなんかの細かいミスが結構目立ってしまうのはちょっと残念かなぁ。なんせコネリー本人に関する記述にもあるわけで、ファンを自認するならこれくらいは・・・・などと思ってしまうのですがねぇ。
あ、私は実は「007=コネリー」派ではないので、著者の主張全てを受け入れられるわけじゃありませんので・・・・。