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「スター・ウォーズ・ユニバース」 ビル・スラヴィセック
投稿日 : 2002/04/28 23:26
投稿者 Excalibur
参照先
映画だけでなく、小説やコミック、ゲームなども網羅した、『スター・ウォーズ』世界の用語・人名等の辞典。映画だけを楽しんでいる人には必要ないかもしれないが、幅広く楽しんでいる人なら是非手元に置いておきたい一冊だろう。
・・・と数年前ならご紹介するところだけれども、昨今では事情がかなり変わって来てしまった。というのも、ハッキリ言って情報が古くなってしまったからだ。
原書の発売が1994年3月(初版はそれより10年も前の1984年12月)、翻訳版の刊行が1997年12月。その間に<スター・ウォーズ>世界は、あまりにも大きくなりすぎてしまった。日本版独自の追加項目も多岐に渡っているが、<特別編>3部作公開を経て『エピソード1』が公開された今となっては、辻褄の合わない記述も多い(更に今度の『エピソード2』によって、完全に書き改めなければいけない項目も出て来てしまっている)。これは偏にジョージ・ルーカスがいけないのだが・・・(苦笑)。
小説にしろコミックにしろゲームにしろ、勿論ルーカス・フィルムの厳重なチェックが入る。その上で「公式ライセンス」という名のお墨付きを得て発表されるわけだが、肝心のルーカス本人はそんなスピンオフなんぞ知らんというスタンスで作品を発表し続けているので、新作が出来る度にルーカス・フィルム側としては公式設定を変更せざるを得ないというわけ。一例を上げると、ルークの父・アナキン・スカイウォーカーは従来『エピソード4』の55年前に生まれたとされていたが、それが40年前に改められている(現在では更に41年前とされている)、といった具合。万事がこの調子なので、ルーカスが映画版を完結させない限り、決定版は作ることが出来ない有様なのだ。
というわけで、本書はあくまでも中間発表だと思ってもらうしかない。最近『スター・ウォーズ』のファンになりガイドブックとして本書をお探しの向きには、そのあたりをご了承あれ。今となっては無理に揃える必要はまるでない。
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