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「スター・ウォーズ新約聖書」 サンディエゴ・メディア教育教会編
投稿日 : 2002/07/26 21:50
投稿者 Excalibur
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似たようなグループによる似たようなタイトルの本を以前にも紹介したような気もするが、それはそれ。内容も似たり寄ったりだが、これはこれである。なんでもマサチューセッツ・スターウォーズ・ラボラトリーとは交友関係があるらしいが(爆)、前掲書の主張を真っ向から否定したりもしているので違うグループのようだ(ついでに書いておくと、前掲書の翻訳は扶桑社、本書はコアラブックスよりの刊行である)。
キャラクターの掘り下げ(考察)、新三部作の謎解き、そしてエピソード3の展開予想で構成されているが、かなりお笑いの要素が強い。まさかこの協会のメンバーがこれらを本気で信じているとは思わないが、例の『スター・ウォーズ解体新書』がくだけた調子でありながら大真面目に論じていたのとは対照的。例えば「<ジェダイ>という名は何に由来しているのか?」という項目がある。一般的に<ジェダイ>とは<時代劇>のもじりであるというのが定説なのだが(ルーカス自身も否定していないようだ)、ここではそれを堂々と否定し、尚且つ日本のあるアニメ作品に由来していると主張。そのアニメとは、田舎から柔術を極める為に出てきた若者が、人間ではない奇妙な小さな生物に師事し、遂には日本一になるという物語であり、この若者をルークに、師匠をヨーダに置きかえるとそのまま『スター・ウォーズ』になるだろう、というのである。そしてこの若者の名前DIJE−MONのDIとJEをひっくり返せばJEDIとなり、またこの「ダイジェ=モン」という響きが「オビ=ワン」や「クワイ=ガン」に通じるというわけだ。つまり、ヨーダは「ニャンコ先生」だった!というオチなのだが、アメリカ人が本気でこんなこと考えていたら、正直イヤである。どうやら『いなかっぺ大将』自体は、アメリカで放映されてはいないようだが・・・。というわけで真面目な解説書をお探しの方は、手にとってはいけません(苦笑)。何事も笑って許せる度量の広い方のみどうぞ。
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