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「名作マンガの間取り」 影山明仁
投稿日 : 2008/10/27 18:26
投稿者 久保田r
参照先
2008年7月26日 ソフトバンククリエイティブ

<紹介物件>
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Re: 「名作マンガの間取り」 影山明仁
投稿日 : 2008/10/27 18:28
投稿者 久保田r
参照先
 「ドラえもん」「サザエさん」など名作マンガの主人公の家の間取りを描いた本(作品によっては、脇キャラの家の間取りや会社の間取りなど)。筆者は、岩手県盛岡市で不動産会社を経営している不動産業界の人。

 普段マンガを読んでいてもキャラクターの住居環境についてまで詳しく位置関係を頭に入れながら読まないので、この本を見た時は、”面白い角度からマンガを読む人がいるんだな”という第一印象を受けた。極端な話、大きな違和感がない限りどのような間取りであっても作品を読むうえでは支障はないので、この本の存在を知ったことで、間取りが分かるとどのようなことになるんだろう…と新たな見方をでマンガを見るきっかけとなった。

 筆者がマンガの間取りについてまで考えるようになったのは、職業柄であるところが大きいと思うけれど、特に家を舞台にした作品は、取り分け家族がやかましいくらいに干渉し合って、とことん関わり合って、良いところも悪いところも分け合うといった理想の家族関係を描いている作品が多いので、この視点から学ぶところがあるのではないかと思う。最近の家は、昔の家のように細かく壁で仕切らずにオープンな作りが多く、家のどこにいても家族の気配が感じられる間取りが多いので、家の間取りと理想の家族関係は密接な関係にあるという点から、こういった趣向は発想の転換を促すユニークな試みだと思う。

 本の中身は、シンプルに間取りが描いてあり、その間取りについての説明があるだけなので、作品と関連付けた紹介はなく、父ちゃんが卓袱台を引っくり返し明子姉さんがここから見ていた…といったような名シーン等の紹介もなく、あくまでもシンプルに不動産紹介を見るがごとく鑑賞するのみ。そこから後の発想は、各人の自由で。
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