
投稿日 | : 2009/04/14 06:30 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : http://odin2099.exblog.jp/ |
通算で33作目となる<スーパー戦隊>シリーズが、侍戦隊シンケンジャー。
彼らは三途の川に棲む妖怪・外道衆と戦うことを代々義務付けられてきた侍の子孫たちで、これまでになくメンバー間の上下関係がハッキリしていることが特徴だ。
シンケンレッドの志葉丈瑠は、由緒ある志葉家の十八代当主の”殿様”で、他のメンバー(ブルー、ピンク、グリーン、イエロー)はその家臣と設定されている。
彼らは幼い頃から、事があればシンケンジャーとして主君に仕えることを教えられて育ってきたが、封建制の時代ならいざ知らず、現代にあっては「はい、そうですか」とすんなり受け入れられるものじゃない。
おまけに丈瑠がクールで、時に冷酷に突き放したかのような言動をとる為、ピンクの白石茉子や、特にグリーンの谷千明とはぶつかることも珍しくない。
そんな中でシンケンブルーこと流ノ介は、歌舞伎役者の家元に生まれたという境遇もあってか、盲目的に殿への忠誠を誓っている。
で、この流ノ介がかなりおいしいポジションのキャラクター。
珍しくレッドがクールなもので、今回のブルーはかなり"熱い”男。
思い込みは激しいし、ファザコンでマザコンでホームシックにかかったり、それを悟られまいと他の面々に過剰に干渉したり、感情や行動がストレートな、どちらかというと「うざい」キャラ。
メンバー中で随一の美形でありながら、完全にいじられキャラと化しているのだ。
剣の実力だけならば殿にも引けを取らない実力者(但し実戦向きではない、教科書的なものだが)という設定らしいのに・・・。
そんな彼も、実はただ盲目的に殿に従っているだけじゃなく、きちんとその存在を認めた上でのことだ、ということも明らかになり、これからの展開はちょっと楽しみ。
同じく殿様一筋(?)の花織ことは(イエロー)や、逆にトラブルメーカー的な千明、ちょい醒めてる茉子とのアンサンブルにも期待大だ。