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「マドカ・ダイゴ」(ウルトラマンティガ)
投稿日 : 2003/01/25 18:40
投稿者 Excalibur
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『ウルトラマンティガ』に変身する主人公。ただ演じているのが人気アイドル・グループV6の長野博なだけにスケジュール調整に苦慮し、ダイゴの出番が少ない分、他のGUTS隊員にスポットを当てたエピソードも多い。しかしこれはダイゴが他のメンバーの間に埋没し、存在感が希薄だということを意味しない。ダイゴという人物が前面に出るタイプではなく、キャラクター同士の潤滑油的存在として描かれていたこともあるが、長野博という役者が持つ透明感・清潔感も大きい。作品を作る上での足枷がプラスに働いた好例である。後に作られた劇場版『ウルトラマンティガ/THE FINAL ODESSY』では、今まで皆の間にいたダイゴが自分自身の内なる闇と対峙するシチュエーションがあり、内面と向き合うダイゴの姿はかなり新鮮に感じられたが、これは映画ならではの(スケジュールその他を含めた)比重の違いからくるものと言えそう。歴代のウルトラマンとしてはかなり異質なキャラクターだが、それがダイゴの魅力なのだ(その反動からか続く『ウルトラマンダイナ』の主人公アスカ・シンは、エネルギシュでアクティブ、そしてポジティブな”熱い”人物となっていた)。
時系列的にはこの後、前線を去ったダイゴは、『ダイナ』最終回においてダイナ=アスカ・シンと短いながらも運命的な邂逅を果しシリーズの幕引き役をも務めるが、「自分の中でダイゴはまだ終わっていない」とコメントした長野が、再びダイゴを演じる日がくるだろうか?

なおTVシリーズにおいては、「ダイゴ」というのが苗字なのか名前なのかはハッキリしていなかった。イルマ、ムナカタ、ホリイ、シンジョウ、ヤズミ・・・他のGUTSメンバーは全て苗字だ(例外はレナ隊員だが、これはわざと曖昧にしたのかもしれない。後述)。サワイ、ヨシオカ、ナハラといったTPCの高官たちも苗字なところをみると、「ダイゴ」も本来は苗字だったのかもしれない。だが劇場版製作時に、円谷プロの”円”の字を苗字とし、「マドカ・ダイゴ」と命名されている。唯一名前で呼ばれていたレナは、「女性隊員だから」というエクスキューズが成り立つかもしれないが(そういえば、よく引き合いに出される『ウルトラセブン』のウルトラ警備隊の面々も、主人公のダンと女性隊員のアンヌだけは名前で呼ばれている)、幼い頃に別れた父親と再会するという展開と考え合わせると、父方の姓を名乗っているのかそれとも母方なのか、ぼかしていたのでは?という推測も出来そうだ。
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ダイゴ再び
投稿日 : 2008/09/15 19:56
投稿者 Excalibur
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映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でダイゴが帰ってきました!
演じているのは勿論、長野博!
『ウルトラマンティガ/THE FINAL ODESSY』以来、8年ぶりの変身となるわけですが、公式プロフィールから抹消することなく、再びスパークレンスを手にとってくれた長野クンに、先ずは素直に感謝!

実は今回のダイゴは、今までのキャラとは別人。
パラレルワールドに住む似て非なる別の人というわけで、小さい頃にTVで放送していた『ウルトラマン』に憧れ、宇宙飛行士になるという夢を抱きながらも、今は横浜市役所に勤務する一介の公務員。特殊部隊のエキスパートではなく、平凡な一般人です。
ところが、怪獣もウルトラマンも絵空事のはずのこの世界に、何故か怪獣が出現して大暴れ、次いでウルトラマンメビウス=ヒビノ・ミライと邂逅することで自らの使命に目覚め、遂にはこの世界でもウルトラマンティガとなって人類を守ることになる、という設定です。

まぁ立場や設定は違えども、ダイゴはやっぱりダイゴ。
そして8年間のブランクを全く感じさせない長野博の演技もお見事。
というよりも、多くの部分でダイゴ=長野博なのかも知れない。
あのダイゴのストレートなその後も見てみたい気もするが、これはこれでOK。

そしてダイゴといえばレナ。
こちらも勿論、吉本多香美が好演していて、やっぱりこのカップル、自然で好きだなぁ。
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