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「愛人/ラマン」
投稿日 : 2019/11/14(Thu) 06:58
投稿者 Excalibur
参照先
貧しいフランス人の少女ジェーン・マーチと、華僑の青年レオン・カーフェイのラブシーンでの”修正”の件で話題になった作品で、1992年の英仏合作映画。

といっても実際は大したことがない。確かに以前だったらもっとボカシは増えていただろうけれど。
むしろこの後に出演した「薔薇の素顔」の方がより濃厚。
あまりに濃厚すぎてかなりの部分がカットされてしまったらしく、それを知った相手役のブルース・ウィリスが抗議をしたというのが報じられていた。

それはさておきこの映画、基本的に作者の自伝である。
主人公の恋と性、中国人青年の愛とのすれ違いというか交差、交錯を軸に、当時のフランスの植民地ベトナムの生活、それに密接に関わりを持っている主人公の家族を描いた物語だ。
簡単にいえば15歳の少女を愛人にした32歳の青年の話なのだけれども、自分には到底理解の及ばない世界だった。

原作はマルグリット・デュラス、脚本・監督はジャン=ジャック・アノー。
ナレーションをジャンヌ・モローが務めている。

なお撮影時のジェーン・マーチは18歳くらい?
若くしてセックス・シンボルとなるが、その後「タイタンの戦い」や「アドベンチャー・オブ・スノーホワイト」、「ジャックと天空の巨人」などで見かけはしたものの、目立った活躍はないようだ。

(1992/6/13 於:新宿グランドオデオン)

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