「クラッシャージョウ」
投稿日 | : 2000/10/10 21:50 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
★これって高千穂遙の小説の映画化なの?
☆いや、後で原作者自らノベライズしてるけど(『虹色の地獄』)映画用のオリジナル。かつ番外編だね。だから小説では既に出会ってるのに映画では初対面だったり、小説では死んじゃった人が元気に出て来たりしてる。
★時間かけただけあって作りが丁寧だよね。絵も奇麗だし、動きも良い。動きと言えば、重巡洋艦コルドバの回頭シーンなんか感動するね。デザイナーの河森正治本人が原画を描いたという。
☆安彦良和は原作にイラストレーターとして参加してるから、世界観もきちんと把握してる。その人が作画面も含めて全ての監督をしているのだから(脚本も高千穂・安彦の連名となっている)、原作ファン、アニメファン両方とも満足という訳だ。
★キャストも主役二人は若手だけど、脇をベテランで固めてるので安心。それにしても豪華なキャストだ。
☆高千穂遙は洋画ファン、それもテレビで放映される洋画ファン、ということで耳も肥えてる。その人が自ら選んだのだから、イメージも崩れない。
★小説やイラストからはちょっと意外な配役もあったけど。音楽に前田憲男を起用したというのも面白い。この手の作品は『スターウルフ』以来かな。
☆あんまりオリジナリティーは感じないけど、あれだけアニメでシンフォニーが出た後では仕方ないか。前田憲男のお師匠さんは実は『ヤマト』の宮川泰らしいよ。そういえば同時期に、その最終作というふれこみの『宇宙戦艦ヤマト/完結編』や角川映画のアニメ初挑戦となる『幻魔大戦』なんかも公開されたわけだけど、漫画映画としての楽しさはこの作品が一番だな。
★吾妻ひでお、いがらしゆみこ、いしいひさいち、大友克洋、高野文子、高橋留美子、竹宮恵子、とりみき、鳥山明、細野不二彦、御厨さと美、和田慎二といった錚々たる顔ぶれがワンポイントのゲストキャラを描いてるのも話題だった。
☆パンフの解説は新井素子だしね。そういやお遊びか、それとも伏線なのかどうか知らないけど劇中劇で『ダーティペア』のユリとケイも出てくるね。このシリーズとの関係も気になるところだ。
★原作ではお父さんの方と競演してるんだよね。『李酔竜』シリーズも同じ世界だし。ところで映画のパート2を大友克洋キャラでやる、という話を前に聞いたことがあるんだけど。
☆没になったんじゃない? その後安彦キャラでビデオ新作が作られてるし。
★安彦良和あっての『クラッシャージョウ』だしなぁ。大友キャラだとちょっとイメージ違いすぎるよな。
(1983/3/15 新宿京王1)
ちょっと、大ボケ
投稿日 | : 2001/02/12 20:12 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : |
ぢつわ...
この映画のBGMがドヴォルザークの新世界だと、
勘違いしていたのがワタシ
あとでビデオで見返してみて似て非なるもの、
といふ感想をば持ちました
作品データ