「ピーター・パン」
投稿日 | : 2001/05/04 23:51 |
投稿者 | : Excalibur |
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ディズニーの誇る名作アニメ、なんだろうけど見ていて驚いた。
これって子供向けのフリして、結構マジな恋愛ドラマ(ぶ)をやってたりする。プレイボーイのピーターパンと、彼を取り巻く女性たちの物語だったんだ?!
ウェンディのアテ馬がティンカーベルなのではなくて、ティンクのアテ馬がウェンディなんだなぁ。それにタイガーリリーに人魚たちもいるわけだから、これで大人になっちまったらドロドロの愛憎渦巻く人間模様になってしまいそう・・・・。
――というのは、やっぱ考えすぎですかね。
毒のあるお菓子
投稿日 | : 2004/04/14 21:32 |
投稿者 | : Excalibur |
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最近原作を読んでみたが、わがままで自分勝手、正に「こども」というピーターのキャラにはすっかり幻滅。大人になることを拒否した永遠の少年ピーターは、原作者の願望を投影したものなのかと思いきや、実は決してその存在を肯定していたわけじゃなかったということは新発見だった。
それに比べると、常に原作改変度の高い、良く言えばオリジナリティ溢れるアレンジを施す(苦笑)ディズニー・ブランドは決して好きにはなれないけれども、こと『ピーター・パン』に関してはこちらのキャラの方が、少なくても自分にとってはより好ましい存在である。作品自体も、50年前のものとは思えないくらい色褪せていないし。ウェンディたちの冒険が、夢か現実かハッキリさせないラストだけは気に入らないけど。
ただしインディアンの描写だけは時代を感じさせられる。人種差別としか思えないこの表現は、さすがに今はヤバイだろう。それに「ディズニー=お子様向け」という目で見ると、意外に残酷に思える箇所もいくつか。そもそもピーター自身が、子供ならではの(無邪気さゆえの)残虐性を多分に持ち合わせたキャラクターだから致し方ないとは言えるものの。
現在ビデオやDVDで流通している吹き替え版は岩田光央や渕崎ゆり子、大塚周夫、熊倉一雄らの出演だけれども、初めて見た時(TV放映版)は榊原郁江のピーターだったっけなぁ。こちらももう一度見てみたいもんだけど、音源もう残ってないんだろうな〜。
リバイバル公開時に『ピーター・パン』→『ピーターパン』と改題。