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「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」
投稿日 : 2001/05/09 00:01
投稿者 Excalibur
参照先
野球殿堂入り確実と言われている40歳の大投手ビリー・チャペル。
そんな彼は、優勝目前のチーム相手の最終登板日の朝、自分のチームの身売りと自身のトレード話を聞かされる。更に追い討ちをかけるように、最愛の女性からは別れ話を持ちかけられた。
人生の岐路に立たされたビリーは、様々な過去の球歴や彼女への想いが去来する中、大観衆で埋め尽くされた敵地でのマウンドに立った。
そして試合は意外な展開を見せる。両軍ともに0行進。しかもビリーは、一人も塁に出していないのだ。そのまま試合は終盤へ。球場は大記録への期待が高まってゆくが、既にビリーの肩も肘も限界に来ていた・・・。
「野球を題材にした恋愛映画」とのことで最初は敬遠したのだが、「恋愛を描いた野球映画」だということで俄然見る気を起こして劇場へ。おまけに監督がサム・ライミで、音楽がベイジル・ポールドゥリスというミスマッチ感覚にも多いに触発されたものである。
主演にケビン・コスナーを迎え、他の出演者にも野球経験者を揃えたというのは大きなプラス要素。野球映画でそのプレイ・シーンが嘘に見えてしまえば興醒めだが、その点コスナーの投球フォームには説得力があって、画面への集中力を高めてくれる。
物語はマイクル・シャーラの小説『最後の一球』を原作としているのだが、かなり大胆な脚色がほどこされており、淡々とした語り口の小説に比べるとかなり饒舌で劇的な展開も多く、エンディングに至っては過剰なほどの甘さだと感じはするのだが、それでも一本の映画として見れば成功している部類なので、あながち改悪とは言えまい。
それにしても、アメリカ人は本当に野球好きなのだなあと感じた作品でもあった。
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Re: 「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」
投稿日 : 2001/05/27 14:09
投稿者 しお
参照先
野球好きな僕としては本当は劇場で観たかった作品ですが、
観なきゃ!と思ったその日が最終日で既に最終回が始まった時間で、
(↑いったい何時に気付いとんじゃ!)
泣く泣く諦めて、ずっと後に DVD で見ました。

原作は全く知らなかったのでこう思うのかもしれませんが、
思ったより穏やかというか、もっと賑やかな映画を想像していました。
でもその分しっとりとした着実な(^^;)展開でよかったと思います。

> 野球映画でそのプレイ・シーンが嘘に見えてしまえば興醒めだが、
> その点コスナーの投球フォームには説得力があって、

同感です!
コスナーは野球映画に何作か出ているだけあってセンスあるみたいですね。
よく体が突っ立ったままの投球フォームで「こりゃないだろ」というのが
『メジャーリーグ』なんかで見られましたが、本作はいい出来でした。

監督さん、サム・ライミだったんですよね。
僕は彼の作品はこれが初めてだったりします。
この後ホラー作品でも見たら違和感があるだろうか・・・(^^;)。
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作品データ
投稿日 : 2001/08/18 23:29
投稿者 Excalibur
参照先
監督:サム・ライミ
脚色:ダナ・スティーブンス
製作:アームヤン・バーンステイン/エイミー・ロビンソン
音楽:ベイジル・ポールドゥリス
原作:マイケル・シャーラ

ケビン・コスナー
ケリー・プレストン
ジョン・C・ライリー
ジェナ・マローン
ブライアン・コックス

1999年
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