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「ハリー・ポッターと賢者の石」
投稿日 : 2001/12/08 19:47
投稿者 Excalibur
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監督:クリス・コロンバス
脚本:スティーブ・クローバス
製作:デイビッド・ヘスマン
原作:J・K・ローリング
製作総指揮:クリス・コロンバス/マーク・ラドクリフ/マイケル・バーナサン/ダンカン・ヘンダーソン
音楽:ジョン・ウィリアムス

ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン
ジョン・クリース/ロビー・コルトレーン/ウォーウィック・デイビス/リチャード・グリフィス
リチャード・ハリス/イアン・ハート/ジョン・ハート/アラン・リックマン
フィオナ・ショー/マギー・スミス/ジュリー・ウォルターズ/ゾーイ・ワナメイカー
トム・フェルトン/ハリー・メリング/デイビッド・ブラッドリー

2001年

<吹替版キャスト>
ハリー・ポッター/小野賢章、ロン・ウィーズリー/常磐祐貴、ハーマイオニー・グレンジャー/須藤祐美
ドラゴ・マルフォイ/三枝享祐、ネビル・ロングボトム/上野 容、オリバー・ウッド/川島得愛
フレッド&ジョージ・ウィーズリー/尾崎光洋、パーシー・ウィーズリー/宮野真守
ウィーズリー夫人/一龍斎貞友、バーノン・ダーズリー/楠見尚己、ペチュニア・ダーズリー/さとうあい
ダードリー・ダーズリー/忍足航己、アルバス・ダンブルドア/永井一郎、ミネルバ・マグゴナガル/谷 育子
ルビウス・ハグリット/斉藤志郎、セブルス・スネイプ/土師孝也、マダム・フーチ/火野カチコ
フリットウィック/田村錦人、クィレル/横堀悦夫、アーガス・フィルチ/青野 武
オリバンダー/小林勝也、組み分け帽子/石森達幸、ヴォルデモート/江原正士
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Re: 「ハリー・ポッターと賢者の石」
投稿日 : 2003/01/25 18:35
投稿者 Excalibur
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◆「原作に忠実すぎる」とも、「原作読まないとわからない」とも言われてたけど、これって矛盾してる?
◇原作知ってるから所々で脳内補完してたけど、やっぱり知らないとわかりにくいかなーって思った。<賢者の石>を巡る一つの大筋はあるものの、次から次へとエピソードが展開するし。<透明マント>や<みぞの鏡>といった小道具紹介も、何の意味があるんだろう?と思うよね。
◆元々の原作でもあっちこっちに伏線が散りばめられているから、それを拾って行こうとするとどうしても散漫な印象は受けてしまう。
◇結局<賢者の石>の争奪戦だって、本筋とは関係ないでしょ?ハリーとヴォルデモードの対決へ向けて、ヴォルデモードが復活するための手段でしかないから。<賢者の石>が何なのかってことも、中盤過ぎないと出て来ない。勿論、序盤から伏線は張ってはあるけどね、グリンゴッツ魔法銀行の金庫の件とか。
◆ハリーとヴォルデモードに絞って、初めッから<賢者の石>を絡めておけばもっと一本筋の通った作品になったかもね。例えばクィデッチのシーンは一切カットしちゃうとか。あれ、実は大筋に関係ないでしょ?スネイプ先生の伏線張りのためなら、別のシーンを用意すれば事足りるんだし。
◇でもそれじゃ「ハリー・ポッター」じゃないよ。別モノだ。
◆そう。だからあの”映画”は間違ってないと思うよ。省略や整理の仕方も良くやってるんじゃない?あれ以上変えると、ファンからは総スカンだろうし。
◇でもねぇ、これ一作だけならいいんだけど、端折りすぎの部分もあるよね。例えば何故スネイプ先生がハリーを助けたのかとか。これ、3作目辺りでは大事なポイントになるはずなんだけど。
◆あれはどうしてなんだろう?ダンブルドア先生がハリーに説明するだけで済むシーンなんだけどな。
◇そうだね。そもそもスネイプがハリーを眼の仇にしてるってところも上手く出てない。単なるカムフラージュだったのか〜って思っちゃう。なんだ、スネイプ先生”良い人”じゃん!って感じ。
◆DVDの特典映像には、魔法薬の授業シーンのロング・ヴァージョンが収められてるけれども、ほぼ原作通りのやりとりになっていて、アラン・リックマンも楽しそうに演じている。
◇トロルとの一件の後で、ハリーやロンとハーマイオニーが”友人”になる、という短いシーンもカットされてたし勿体無いねー。スネイプ先生とハリーのお父さんとの件も、実は撮影されてるけどカットされてたりして・・・?
◆もしそうなら≪ロング・ヴァージョン≫を是非出して欲しい。本来こういう商法は邪道なんだけど、作品が作品なだけに、ね。
◇本来ならこの情報量からして、映画じゃなくてTVのミニ・シリーズ向きの素材なんだよね。1時間×5本とか、2時間×2回とか。
◆冗談じゃなく4作目はそれくらいの時間がないと描ききれないぞ。
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日本語吹替版 そしてネタバレ
投稿日 : 2002/02/26 22:51
投稿者 Excalibur
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1回目はどうしても画面を追うだけで精一杯。しかし2度目ともなればドッシリと構えていられるし、吹替だと画面にも集中出来るのでまんざら捨てたもんじゃない。また、幅広い客層(この場合は児童層)にアピールするためにも「吹替版」を活用するのは悪くない。
ただ問題はそのキャスティングで、当たり前のことだがキャラクター・イメージに合った声、そして的確な演技力を兼ね備えた者ということになるのだが、この作品での布陣は微妙。主役の3人をはじめ子役を積極的に活用しているようだが、聴いていると少々辛いものがある。また脇を固めるベテラン勢も今一つ。例えばダンブルドア校長も、リチャード・ハリスの吹替というよりは永井一郎としてのキャラクターが前面に出過ぎているようでもあり、イメージとしては悪くないのだが中途半端。むしろスネイプ役アラン・リックマンをアテた土師孝也くらいキャラクターを作りこんだ方が好結果を生んだのではないか。総じて子供向けを意識しすぎたのかぎこちない雰囲気が見受けられたのが残念である。
スネイプといえば観客は「一見悪人、実は良い人」という印象を受けるだろうが(さすがに原作を読んでる人はそこまでストレートに受け取れないだろうけど)、なぜハリーを手助けしたのかの理由付けが映画ではスッポリと抜け落ちている。時間切れということもあったのかもしれないが、他の改変部分は納得するとしても、これはどうにもいただけない。おそらく2作目以降では当然説明があるはずだが。
それにしてもタイトルまで日本語表記に差替えてあるのには驚いた。『スター・ウォーズ/エピソード1』でも似たようなことをしていたが、手間がかかってる。さて『ロード・オブ・ザ・リング』でも同様の手間暇かけてるのだろうか。ただ看板などにテロップを出さず、ナレーション処理をしているのは違和感充分だ。
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原作をよまないで観ました
投稿日 : 2002/01/14 08:37
投稿者 森 雪
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2時間以上の大作ながら あっという間に終わってしまった・・・と
言うくらい引きこまれました
ほうきに乗ってゲームをするシーンは迫力万点
また魔法の国の町並みも建物がとても雰囲気がありました
千と千尋の・・・の外国版って感じでしょうか
原作は全く読まずに観たので 娯楽映画としては楽しめました
これから原作を読むわけですが・・・
すでに読み始めておりますが イメージが全て映画になっております

ただ・・・・・

私は魔法の世界っていまいち入りこめなくて
ベストセラーはチェックするのですが 
ハリーだけは読む気がしなかったのですが
この映画のお陰で 読んでみよう・・・と言う気になりました
ハーマイオニーちゃんがどんな立派なスペルユーザーになっていくのか
楽しみ^^

音楽はジョン ウイリアムズ  と言う事でしたが・・・
今回何故か耳に残ったフレーズが1つもない・・・
これは映画のCMの影響でもあるのでしょうか
タイタニックのときはあの音楽
千と千尋はこの音楽・・・
って映画を見る前に随分音楽に興味をもって
(持たせてくれるようなCMの作り方だったのかしら・・・(^^;)
いたのですが・・・・今回収穫ゼロ・・・(T_T)
楽譜も CDも興味がわかなかった・・・・
あんまり映像ばっかり追っていたせいなのかなぁ・・
なにかいいテーマのモチーフってありました?(^^;
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原作にハマってからだったので・・・。
投稿日 : 2002/01/06 11:04
投稿者 早とちり王
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かな〜り楽しめました。また配役がイメージどおりだったので、名前を言わなくても誰かわかるくらい。特にハリーは普通っぽい中にちょっとカリスマ入っている男の子で、よく見つけてきたなあといった感じでしたね。

原作が長編でしかも内容が濃くディティールにも凝っているので映像でまとめるのはかなり大変かも?と不安に思っていたんです。でも少々の説明不足はあるものの、雰囲気を十分にかもし出していたかな?魔法の世界の描き方はいろいろオリジナル入るのかなーと期待半分でしたがかなり原作に忠実でしたね。

不満を言えば、シリーズ全編にわたって登場する(はずの)例のあの人=ヴォルデモートの影が薄かったことです!ラストに姿を見せたときも全然おそろしくないし・・・(涙)。今後のシリーズではもっとヤマ場にして見せてほしいところです。あと、それから個人的に気に入っていた、百味ビーンズ。もっとひっぱってほしかったなあ・・・。原作には他にも印象的なシーンがいっぱいあるのできりがないんですけどね。

それにしても、2時間半という時間をまったく感じさせませんでした。また見たいなあと思わせる作品です。
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ハリー君への手紙。(注:ネタバレありの感想です)
投稿日 : 2002/01/03 03:45
投稿者 みずよ
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ハリー君、1年間学校に通えてよかったね。

でもさ、あれから家に帰って、君の人生は変わっていた?

ふつうの子ならふつうの学校に行くんだろうけど、
君はたまたまふつうじゃなくて魔法の学校に通ったってだけの話だよね。
クラブ活動もあるし、いたずら仲間もいるし。

だからね、途中から「これじゃ現実世界と変わらないじゃん」って思ったよ。
最後は「実は、全部物置部屋で見た夢だった」って終わるんじゃないかと想像したよ。


女子トイレに入り込んできた痴漢をやっつけたころはおもしろかったよ。
まさか大事な杖をヤツの鼻につっこんじゃうとは思わなかったもん。

あと、闇の手先がターバン先生だったとはね。
第一発見者を怪しむべきだったんだね。
こりゃ一本とられたね。私もてっきり黒髪先生だと思っていたもん。

黒髪先生はいいね。私は長い黒髪って好き〜。


それにしても、校長先生は意地悪な人だね。
だってさ、発表した順位をくつがえしちゃうんだもん。
あの金髪のオールバックの少年、大丈夫かなあ。
ひねくれたりしないでほしいよ。

君と仲良くしてるとこ見たかったけど無理だったね。
魔法学校にあと何年通うのか知らないけど、卒業するまでに仲良くなっててくれるとうれしいなあ。

じゃ、また映画館で会える日を楽しみにしています。


PS。私も原作は読んでいません。
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魔法使いのおばあさん
投稿日 : 2002/01/01 01:43
投稿者 かじられ星
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『最前列で見上げてたので、ちょっと首が痛かったです。』
って、これでは、感想にならないですね(汗)

ちなみに、原作は読んでないですので、率直に映画のみの感想を。
まずは、俳優陣。傑作ですね。
イメージ通りです。(原作をよんではいないので、あくまでもウィッチ、ウィザードのイメージという意味で)

ストーリーテンポもよく、2時間超の作品であると、感じさせませんでした。
純粋に子供の娯楽映画。ヒーロー物としては、よくできていたと思います。

ただし、すでに心の腐りきった(笑)私の目には、最後が説明不足であったように感じます。原作で明かされているのかどうか判りませんが、なぜ、彼が憑かれたのかが判りませんでした。あれは、憑かれているのではなく、協力者ということかも知れませんがね。それすら判りませんでしたね。
あと、最近マンガなどでもありがちなのですが、主人公がいかに、一生懸命でも、すでに誰かの手のひらで踊らされているだけってストーリーが、気になりますね。ハリーにしても、生まれたとき(前?)から、運命を決められていて・・・「虐げられたのも、校長先生のせいだし!」「みんなに目をつけられてしまったのも」「鏡をわざとらしく置いていたのも」「悪役退治にいったのも」すべて、シナリオどおりなんですよね。希望がテーマの作品にあって、逆に見えない力(神の力)に縛られ逃れられない「運命」が浮き立ってしまった気がします。正直、あれでは夢も希望もありません。

最後に・・・
試合で、なんで、ハリーは、すぐにあのすばしっこい玉を追いかけなかったのでせうか。気になって夜も眠れません(嘘)。
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原作読んでから映画を見てください。
投稿日 : 2001/12/31 21:31
投稿者 麻衣かつみ
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映画はさすがに迫力があって、とても面白かったですね。
キャストも原作のイメージ通りで、よくこれだけあっている人を探したな〜〜とスタッフさんの努力が滲み出ている作品でした。
しかしあれだけ長い作品なので、映画ではカットされている部分が多々あったのがなんとも惜しいです。
それから登場人物との関係とか原作読んでないといまいち分りづらかったのでは?と思いました。
なので、原作を読んでから映画を見ることをお奨めします。
ハーマイオニーファンの私としては、やはり最後のハーマイオニーが薬を当てる所のシーンがなかったのがなんとも残念であります。
しかし、それでも本だけでは伝わりづらかった試合の時のスピード感や妖怪・幽霊などがどんな感じか映像としてみれたし、(カエルチョコとかも)非常に満足できて感動した作品です。
次回作もすごく期待しています。
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ちょっと採点、辛めですが・・・
投稿日 : 2001/12/08 19:48
投稿者 Excalibur
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ベストセラーの映画化、ということはそれだけファンが多いということ。読んだ人それぞれが勝手なイメージを作り上げている。知名度充分なだけにヒット作品になる可能性も高いが、安易な映画化はかえって逆効果。ファンからソッポを向かれかねない危険性をも内包している。
ということでスタッフが選択した道は、「原作に忠実に作ること」。
原作者の協力を得て、小説にあるエピソードはセリフに至るまで極力掬い取るという基本方針。その結果としてスクリーンには、見事に原作世界が、キャラクターが引き写されている。好き嫌いはあるにせよ、この映画を見て「原作とは全然イメージが違う」と不満を抱く人はおそらく少数派だろう。
ただし原作は決して短編小説ではない。あれもこれも掬い取るということは、詰め込みすぎの印象をも強く残すということにもなる。キャラクターの集約や設定の変更といった映画なりのアレンジを施しながらも、上映時間2時間半の長尺。それでもなお、伝わりきれない情報量の多さ。それが原作の面白さを支えている鍵でもあるのだが、結局映画では交通整理に追われて「映画」としての「ハリー・ポッター」物語を描くところまでにはいっていない。見ていて「もっと面白くなるはずだ」というもどかしさが常にたってしまうのだ(当初はスタッフも、子供映画としては異例の長さに危惧を抱いたが、試写会での子供たちの「もっと見ていたい」という好意的な反応に、手を加えず公開することを決意したとのこと。それでもあるキャラクター絡みのシークエンスは、丸々カットせざるをえなかったようなので、いずれDVDなりで完全版が出来るかもしれない)。
勿論映画ならではの見せ場も用意されてはいる。特にクィディッチのプレイ・シーンは、小説では決して味わうことの出来ないスピード感にあふれたもの。このシーン一つ取っても、映画版「ハリー・ポッター」は楽しめる映画なのだ。だが、その面白さはあくまでも原作の面白さに起因するもの。映画独自の魅力を出すには至らなかったのが残念なところだ。
もっとも、これでスタッフ・キャスト、それに原作者ともコミュニケーションが充分に取れただろうから、現在製作中のパート2ではそれらのノウハウを活かした、「映画としての面白さ」を持った「ハリー・ポッター」を描いてくれるものと期待している。いずれにせよ、順調に行けばこれから7年もの間、毎年毎年スクリーンでハリーに会えるはず。お楽しみはまだまだ続くのだ、というわけで――。
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