トップページ > 記事閲覧 
「プレデター2」
投稿日 : 2002/01/16 22:40
投稿者 Excalibur
参照先
シュワルツェネッガーに断られたというパート2で、物語は前作の10年後、1997年のNYから始まる。
今度は南米のジャングルではなくて都会のド真ン中。面白くなりそうな設定なのに、これが一向に面白くならない。
前作では限定された空間、限定されたメンバーの中でサスペンスを盛り上げていたわけだが、今回は大都会での無差別殺人。とは言っても主人公は絡まなきゃならないので、当然プレデターは意味も無く(?)主人公ばかり付け狙うことになる。それならそれで他に持っていきようもあるんだろうが、変に麻薬組織の抗争なんか描いてるからまだるっこしい。いっそ『エイリアン2』みたいに、対プレデター用コマンド部隊をメインに描いてる方がよっぽどしゃんとする。ただの刑事さんと高飛車なFBIだけじゃ「格」ってものが。
それにラストはプレデターがゾロゾロ集団で出てくるのに、仲間の遺体を収容して相手を称えてハイ、さよならってのもあっけなさすぎ。ダニー・グローバーの方が、シュワルツェネッガーよりも<勇者>なんでしょうか?
というわけでかなりツメが甘い作品だけれども、娯楽作としての見せ場はふんだんなので水準作か。とりあえず、損はさせない(?)ジョエル・シルバー作品ということで・・・。
記事編集 編集
「狩猟解禁!獲物は人間!音も立てず、姿も見せず、無敵のプレデター!奴が大都会へやって来る。」
投稿日 : 2004/12/23 23:05
投稿者 Excalibur
参照先
前作同様に、こちらもジャンル・クロスオーヴァーな作品である。前半は麻薬犯罪に対するダニー・グローバーの奮闘ぶりが中心で、後半は再び襲来したプレデターとの対決がメインとなる。アーノルド・シュワルツェネッガーの後任がダニー・グローバーでは些か心もとないというか力不足かなぁというイメージが強いが、これがどうしてなかなかのタフネスぶりを発揮。メル・ギブソン抜きの一人『リーサル・ウェポン』という感じで頑張っている。その理解者なんだか敵対してるんだかわからない上司がロバート・ダビ(出番少ないぞ)、新たに配属されたお調子者の部下(実は結構優秀?)が『エイリアン2』でエイリアンとも戦ったビル・パクストン、そして全てを知るCIAの男がゲイリー・ビジーと脇も曲者が揃っており、変わり映えしないジャングルよりも大都会でのアクションの方が見せ場も派手に作れる、ってんで実は前作よりも単純には面白く見られる。
続編を匂わせるラストだったが、『プレデター3』の企画は頓挫。ただ最近また企画が動き出した、との情報も。
ところでラストバトルではプレデターのマスクを脱がし、「なんて醜いんだ」と言わせるのがシリーズのお約束になっているが、シュワルツェネッガーやダニー・グローバーの顔を見たプレデターたちも同じことを思ってたりして。
記事編集 編集
作品データ
投稿日 : 2002/01/16 22:50
投稿者 Excalibur
参照先
監督:スティーヴン・ホプキンス
製作:ローレンス・ゴードン/ジョエル・シルヴァー/ジョン・A・デイヴィス 
製作総指揮:マイケル・レヴィ/ロイド・レヴィン
脚本:ジム・トーマス/ジョン・C・トーマス
音楽:アラン・シルヴェストリ

ダニー・グローヴァー/ゲイリー・ビューシイ/ルーベン・ブレイズ/マリア・コンチータ・アロンゾ
ビル・パクストン/ロバート・ダヴィ/ケント・マッコード/モートン・ダウニー・Jr
ケヴィン・ピーター・ホール/アダム・ボールドウィン/カルヴィン・ロックハート/スティーヴ・カーン

1990年
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -