監督：吉原健一
製作：酒井俊博／伊藤梅男／植村徹
プロデューサー：吉田晴彦／竹本克明／新井英夫
企画：國生晃司／岡本東郎
原作：楳図かずお
脚本：吉原健一
音楽：トルステン・ラッシュ　
　
今村理恵／秋川リサ／田子千尋／網浜直子
吉田美江／楳図かずお／郷達也／鹿島信哉

1996年

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顔に醜い傷が出来引退を余儀なくされた元女優が、美しく成長した娘を溺愛し脳移植によって娘の身体に乗り移ろうと画策するという楳図かずおのホラー漫画の映画化で、本人も顔見せ出演。
見所はなんといっても主演の今村理恵。撮影当時１６〜７歳だと思うが（役柄は中学生）、ヌードも見せる熱演（もっともこれは吹き替えかな）。瞳にインパクトのある美少女で、正統派のヒロインだけでなく小悪魔的な役も充分いける。劇中でも男を手玉に取る「ロリータ」的シチュエーションがあるが、ピタリとはまっている。
肝心のお話のほうは、後半想像もつかない展開を見せ、全く納得いかないエンディングとなる。じゃあ、あのシチュエーションはなんだったの？　別にこの題名じゃなくてもいいじゃないか。

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