製作総指揮・原作・脚本：藤子・Ｆ・不二雄
プロデューサー：山田俊秀／木村純一／梶淳
音楽：菊池俊輔
監督：芝山努
監修：楠部大吉郎

（声）
大山のぶ代／小原乃梨子／野村道子／肝付兼太／たてかべ和也
千々松幸子／中庸助／佐々木望／白川澄子／菅原正志
塩沢兼人／よこざわけい子／内海賢二

1997年

編集

偉大なるワン・パターンとはいいつつも、ちょっとマンネリ化が気になってしまう。基本的には毎回毎回シチュエーションを変えているだけで、ストーリーそのものはあまり変化がないので、舞台となる世界の設定やドラえもんの新しい道具の見せ方が勝負になるのだが、もう少し工夫が欲しいかな。ないものねだりの贅沢な願いなのかもしれないが。
特筆すべきは主題歌から遂に武田鉄矢の名前が消えたこと。一作目からずーっとだから、流石にあの説教臭さには飽きてきたところだが、にしてもその代りがなにゆえに永ちゃん？矢沢永吉というのも随分と場違いなチョイスに思えるのだがなぁ。
そしてこの作品が、『ドラえもん』にとって最後の「原作：藤子・Ｆ・不二雄」作品になってしまった。

編集